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 "生命の樹"へ到る裏道 その1

皆様、こんにちは。
なんだか徐々に夏っぽくなってきますた。暑いっすねえ~。
まもなく梅雨も明けるのでしょうか。


さて、本日から数回に分けて1年前くらいの記事で紹介したKENさんの話を中心に書いてみようと思いまつ。

KENさんを紹介した過去の記事:
「3次元猫のパラドックスは我々を何処に導くのか?-(念と現象化編)」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-31.html

KENさんとは誰かと申しますと、昔ワタスが読んでいたメールマガジン
「潜在意識を活用する超人たち」の発行主さんのことです。
このメルマガが発行されていたのは2003年ですからもうかれこれ8年前の話になります。
このKENさんは、自分の体験を通じて潜在意識の秘密を垣間見た方で、独特な瞑想法で潜在意識を動かすことができることをメルマガで紹介しておりますた。
1年前のワタスの記事では、大学時代のボクシングの試合前にやっていたとんでも瞑想法でなぜか試合に勝ってしまう話を載せたと思いまつ。

そのKENさんのその後の体験を紹介してみたいと思いまつ。
KENさんは、どこにでもいるような普通の人でありました。ごく普通の大学を出て、そこそこの会社に入り普通の会社員でありましたが、ただ、対面恐怖症というか緊張すると赤面しドモリひどくなって、そのおかげで営業の成績は全く残せないそんな方でございました。

最初は「がんばれよ」とか言ってくれていた上司や先輩達も段々結果を出せないKENさんにイライラし、きつく当たるようになっていきました。
入社2ケ月結果が全く出ないKENさんは会社内でギリギリの状態まで追い詰められてしまったのです。

semeinoki-3.gif

なんとかせねば、なんとかせねば。。
KENさんは悩み抜いた末、赤面やドモリをなくすため、営業へ行く前に大学時代やっていたあの瞑想法をやることを思い付きました。
無呼吸呼吸法を用いた独特な瞑想法。いつもお客さんの所へ行く前にやるようになったのです。

メルマガ「潜在意識を活用する超人たち」(2003年)より転載
-- 転載はじめ ----------------------------------------------

『なんとかせねば・・・・・』


どうしようもないとこまで、
追い詰められて、考え出したのが、

学生時代、ボクシングの試合に、
信じられない奇跡をもたらせた

瞑想パワーを使うことだった。


その頃、僕は瞑想ってものを全くしてなかった。
ボクシングの引退と同時に、
瞑想する習慣も、無くなっていたんだ。


当時は、まだまだ瞑想の不思議な力について、
理解不足だった僕は、

身体能力をあげるとかの、
格闘技の部類には、役に立っても、

営業なんてものに、瞑想を役立てるなんてことは、
夢にも思ってなかった。



だから、


最初の頃は、顧客の前で、緊張しないため
心を落ち着ける目的で、瞑想していた。

確かに、呼吸法や瞑想は、
緊張を半減させるのに、多いに役立ったんだ。



幸い顧客の所へ行く前
毎回のように瞑想しだしてから、

僕の売り上げが、少しづつ伸び始めた。


そして、何度も瞑想して、営業の成績を上げていくうちに、
ボクシングの時と良く似た現象に気づきはじめることになる。





『都合が良すぎるほど、ツイテてねぇかな・・・・』




実際、不思議な『都合の良さ』は、至るところで、現れた。


普通の人が、見れば、

『これって、奇跡に近いよ』
『たまたまだ、運がいい』

なんて、呼びそうな、まぐれの契約が、
何度も、何度も連続していった。



瞑想しだしたからって、特別顧客の前でしゃべる説明が
うまくなったようでもない。

つーか、いつもと全く同じだ。

緊張して、ドモリながらしゃべっている(笑)


『あ、あの、あの・・・私は、○○のけ、け、KENとも、も、申します。』



営業に同行した、先輩社員たちから、
よく僕の物まねを、笑話のネタにされていた。

瞑想しだしてからも、

同じクソ営業で、
クソな商品説明だったんだけど・・・・


なぜか、最後には売れたんだ・・・



営業所で、最下位だった僕の売り上げは、

入社三ヶ月目、
営業所内のトップとなっていた。

-- 転載おわり -----------------------------------------------------

成果は不思議と直ぐ結果に結びつくことになります。
客前では赤面しドモリながらも徐々に営業成績が伸びていく。

意地悪な上司は、「まあまぐれなこともあるもんだ」と苦笑いしていたのですが、
それが2ケ月も3ケ月も続き、地区トップの成績を上げ、さらに会社でのトップの成績を残すようになると認めないわけにはいきません。
あのドモリでダメ社員なはずのKENさんがなんとトップセールスマンになってしまったのです。

瞑想をすることによるこの現象の裏づけをKENさんは、あの有名な天才科学者政木和三氏の著書より抜き出して紹介しております。

メルマガ「潜在意識を活用する超人たち」(2003年)より転載
-- 転載はじめ -----------------------------------------------------

脳波がシーター波(深い瞑想時に発現する脳波)になったとき、人間の
体の中の生命体が肉体の前面に現れ、眠っていた潜在能力を引き出す。
そして、発想力や創造力をはじめ、様々な能力が発揮されるようになる。
その意味で生命体が発してくる信号はすべて正しい情報であり、それには
素直に従ったほうがいい。

生命体は、必要な情報を必要なときに、どんどん送ってくれる。いわゆる
第六感とか虫の知らせとかいうのも、生命体からの知らせといっていいだろう。
だとすれば、何かピンとくるものがあったら、それは実行したほうがいいと
いうことになる。したがって、かりに意志決定で迷うことがあったら欲望を捨て、
脳波をシーター波にする努力をしていかなければならない。その上で
意思決定すれば、すべてが正しい判断となろう。

※シーター波とは、深い瞑想状態に現れる脳波。

           ーー政木和三(著書『この世に不可能はない』)ーー

-- 転載おわり -----------------------------------------------------

さて、頂上に登りつめたKENさんは、今までイジメてきた上司や先輩達への怒りが収まるわけではなく、
彼らへ復讐の牙を向けます。
トップ登りつめた人間の悲しい性(サガ)がここで発揮されることになりますが。。

『売れない営業マンの諸君、
くやしかったら、僕より売ってみな・・・』

そんなうぬぼれた傲慢な心が、
次第にKENさんの心を支配するようになりました。

今まで無心に一生懸命やってきたKENさんはそこにはなく、頂上に立った途端、エゴむき出しのカラス天狗に大変身してしまったのです。

その後、会社内でKENさんをはめようとする動きがあり、まんまとワナに嵌ったKENさんは会社を自主退職(クビ)する状況に追いやられてしまいました。


メルマガ「潜在意識を活用する超人たち」(2003年)より転載
-- 転載はじめ -----------------------------------------------------

会社をクビになり、転職活動しはじめて
すぐに、気づきはじめたこと、それは・・・


『売れる営業マンは、稼げる』

ってことだ。



前の会社では、いくら全国トップとなったからといって、
給料が増えるわけでもなかった。


ところが、営業会社でも、

小さな、ダイレクトセールスいわゆる
訪問販売系の会社は、成績をあげればあげるほど、

歩合給という形で給料に還元してくれる
会社がほとんどなのだ。



以来、僕は世間一般で言われてる、

法律違反ぎりぎりの『悪徳商法』へと
次第に手を染めるようになりだす・・・。


実際に他の会社でも、1,2ヶ月もあれば、

その会社のトップかトップクラスの売り上げを
あげる営業マンになった。

-- 転載おわり -----------------------------------------------------

うわ~全くこりないですよねKENさん。

こうしてKENさんは、『悪徳商法』というブラックな世界へと足を踏み入れることになってしまいましたが、
皆様ここまでいかがでしたでしょうか。

えっ?記事タイトルとの関係が知りたいですと。
はい、では少しだけ。

いきなり唐突ですいませんが、"生命の樹"ってご存知でしょうか。

semeinoki-1.gif

生命の樹」Wikipediaより転載
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%A8%B9
-- 転載はじめ -----------------------------------------------------

生命の樹(せいめいのき、英語:Tree of Life)は、旧約聖書の創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木。
命の木とも訳される。生命の樹の実を食べると、神に等しき永遠の命を得るとされる。

カバラではセフィロトの木 (英語: Sephirothic tree)という。

ヤハウェ・エロヒム(エールの複数形、日本語では主なる神と訳されている)がアダムとエバをエデンの園から追放した理由は、禁令を無視して知恵の樹の実を食べ、神に背く罪に陥った人間が、生命の樹の実までも食べて罪のからだのまま永遠に生きる(ユダヤ伝承では知恵の樹の実と生命の樹の実をともに食べると、神に等しき存在になるとされているので)事のないためである。

-- 転載おわり -----------------------------------------------------

"生命の樹"は、宇宙と万物の創造についてのカバラの概念を図で示したものだそうです。
この図は見えざる神の十個の連続したセフィロート(放射の意)を表し、
最初のセフィロートはケテル(神の王冠)と呼ばれ、これに続く八個の純粋な霊的段階を経て、
最後の十番目の段階で、我々の住む物質世界を表すマルクート(神の王国の意)に至ります。
この図全体は創造の段階を示すと同時に人間が最下位のレベルであるマルクートから至高のレベルの
ケテルまで、その間に存在する22の径路を経て到達する、"精神の進化の過程を示す地図"でもあるそうです。

人間はこの図にある段階を経て精神的な成長をしていくそうなのですが、最後の階段で最大のトラップが待っている。。

KENさんが嵌ったのもこのトラップであったのかもしれない。

KENさんはそのトラップに嵌り"生命の樹"の反対側に存在する"死の樹(邪悪の樹)"へと誘われてしまったのだ。

semeinoki-2.gif

Wikipedia「クリフォト」より転載
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88
-- 転載はじめ -----------------------------------------------------

邪悪の樹(Tree of evil)はクリフォトを図式化したモデルのひとつである。
邪悪の樹は最下位のセフィラであるマルクトの下方に伸びており、生命の樹を逆さまにした構造を持つ。
邪悪の樹の各球体には様々な悪徳と悪魔が対応する。 また、球体の番号にはそれぞれ虚数単位を意味する「i」が付けられている。

日本では「トワイライトゾーン」誌に掲載された魔術に関する記事でこの図式が紹介されたが、
その情報源はウイリアム・G・グレイ(William G. Gray)の The Tree of Evil である。魔術の学院I∴O∴S∴の学習主任である秋端勉も同じモデルを採用している。

各悪徳及び悪魔は以下のようになっている。

1i サタンのバチカル(Bacikal, 無神論)
2i ベルゼバブのエーイーリー(Iweleth, 愚鈍)
3i ルキフグスのシェリダー(Sheriruth, 拒絶)
4i アスタロトのアディシェス(Adyeshach, 無感動)
5i アスモデウスのアクゼリュス(Akzeriyyuth, 残酷)
6i ベルフェゴールのカイツール(Kaitul, 醜悪)
7i バールのツァーカブ(Shakah, 色欲)
8i アドラメレクのケムダー(Chemdah, 貪欲)
9i リリスのアィーアツブス(Aiyatsbus, 不安定)
10i ナヘマーのキムラヌート(Qimranut, 物質主義)
(秋端勉『実践魔術講座』硯文社、第9・10章を参照)
-- 転載おわり -----------------------------------------------------

"死の樹"と"生命の樹"は一見全く同じように見えるそうです。ですから本人は自分が"死の樹"の段階を踏んでいるだなんて全くわからない。

KENさんは登りつめた瞬間、"死の樹"の世界へ移動し、""に向かって今度は地下の階段を降りていくことになった。

さて、皆さん勘がいいですね。もう言いたいことはわかったですと。いやいや、おみそれしますた。
そうです、ワタス達は皆、実はKENさんと同じ状況になっているのではないかと。。

一生懸命やってきたある時、ふと気がつくと、道を違えて裏まできてしまったのです。
しかし誰もそこが裏であるなんてわからない。自分自身が気がつくしか方法はない。

はたして気がつくことができるのか?
KENさんは気がつくことができたのか?

次回へと続きたいと思いまつ。

それでは次回で。


ご精読ありがとうございました。
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 にんじゃやしき

皆様、こんにちは。
最近、ワタスの家の近くでは、放射線の影響を恐れてか外で遊んでいる子供達の姿はほとんど見かけなくなりました。
今までも少なかったのにそれに輪をかけて少ない。。というか全くいない。
放射線が心配で子供を外で遊ばすこともできないこの現状、やむおえないといえばやむおえないのですが。。

子供のいなくなった公園はとても寂しい。
公園がひとりぼっちで泣いているようです。



さて本日は、ワタスの幼少の頃のある空き地での話をしてみたいと思いまつ。

ワタスの住んでいた下町には、所々に空き地がありまして、その地域の子供らがそこで遊んでいるのですが、有名な空き地には、たまに隣町の子供らも遠征に来るほどすんごい空き地が存在しておりました。

その有名な空き地の一つに通称"にんじゃやしき"と呼ばれる空き地がありました。そこは入口がとても狭くて高い塀をよじ登りもう一つの塀を渡り継いで中に入れる構造になっており、もちろん外から中は全く見えません。塀から降りるとすぐある森ゾーンそして向こうに見える廃墟ゾーンからなっていて昔の建物がある程度壊されて半分撤去されたような場所でした。

今の大人達なら絶対に立ち入り禁止にしてしまうような危険な場所であったのですが、そのような危険な場所にいつしか子供達が集まってきて絶好の遊び場=伝説の空き地として存在していたのです。

なぜ"にんじゃやしき"と呼ばれるようになったのかというと森ゾーンにある比較的大きな高い木にロープが結わい付けてぶら下がっており、それにしがみついてターザンごっこやニンジャごっこをやるので"にんじゃやしき"と呼ばれるようになったのだそうです。秘密の遊び場として、いつしか子供達の間だけで噂が噂を呼んでいたのですた。

「"にんじゃやしき"っていう空き地が駅の近くにあるんだよ。」

「すごく面白いんだ。」

「いく?」

「え~?お母さんに聞いてみないと。。」

「大丈夫。大人に内緒でみんなで行ってみようよ!」

その日は、ワタス達近所の子供らが集まってその"にんじゃやしき"へ遠征に行こうということになりました。

ワタス達は9名、5歳から9歳までの混成チームですた。
ケイちゃん(女9歳)
がっちゃん(男8歳)
ワタスの姉(女8歳)
タッくん(男7歳)
しょうこちゃん(女7歳)
ようこちゃん(女7歳)
ワタス(男6歳)
ごうちゃん(男5歳)
むーくん(男5歳)
(もちろんいづれも仮称デス。)

実はワタスとがっちゃんとタッくんは、以前に2回程行ったことがあり、ターザンロープのスリルにずっぽり嵌っていたのですた。近所ガキんちょ混成チームは、大人から絶対に行ってはいけないと言われた駅の向こう側へとたどり着いたのでした。

どうにかこうにか塀の難所を抜けて中に入ると、いるいるいる、どこから集まったのか悪ガキ達が今日も元気に饗宴状態。伝説の空き地"にんじゃやしき"は、この日も満員御礼ですた。

「ひゃっほ~」ワタス達も駆け回って弾けまくります。

しかし、どこからやってきたのかすんごい数の子供が遊んでいるのですが、不思議に思ったのは本当に子供だけしかいないのです。今のネズミーランドも真っ青な子供の楽園。


ninjya-2.gif
画像はイメージです。

ワタス達はしばらく廃墟ゾーンで遊んだ後、列に並んでいる子供が少なくなったのを見計らってターザンロープにやってきました。
ひとりづつターザンロープにしがみつみます。結構高いところにあって怖いのです。
もし落っこたら。。など怖いもの知らずのガキんちょ達にはそんな言葉などくそ食らえってなもんでしょう。

さて、タッくんの弟のごうちゃんの番が回ってきました。
ごうちゃんはロープにしがみつき揺れるロープの勢いに耐えますが、スルっと滑ってロープから手を離してしまいました。

「あっ!」みんなの口が開いたその瞬間。
ごうちゃんはそのまま背中からスローモーションのように地面へ落ちて頭を下の土(結構やわらかい)に打ってしまいました。

落っこちたごうちゃんは何が起こったのかわからず目をパチパチさせてキョトンとしていたのですが、あたまを抑えていた手が真っ赤に染まっているのをみるとびっくりして大声を上げました。

「うわぁー!」

打ち付けた頭の表面が切れて出血していたのです。
ごうちゃんはわんわん泣き始めました。

急いで年長のケイちゃんとがっちゃんが駆け寄り、先にごうちゃんを連れてそこを出て、ごうちゃんの家へと走りますた。ワタス達も必死になってその後を追いかけます。

「わ~ん、わ~ん、おかあさ~ん!」

9人の子供達は、通りを一斉に駆け出しました。

頭から血を流し泣きながら走っていく子供達に通りの商店街の人達は一体何が起こったのかとびっくり仰天したのです。まして頭から血を流しているその姿にそこにいた人達が唖然としたのは言うまでもありません。

後ろから慌てて大人達が追いかけてきましたが、ワタス達の足が思いのほか速かったのでなんなく振り切り、あっと言う間に駆け抜けてごうちゃんの家に着きました。(救急車を呼ぶという考え方はあまりに子供だったのでありませんでした)

幸いごうちゃんの怪我はたいしたことなく頭を数針縫っただけで済んだようです。
ワタス達はみんなでお金を出し合い、お見舞いのケーキを買って持っていきました。
そこまではいいのですが、その夜は各自親にこっぴどく叱られてしまいました(笑)。

ワタス達の事件があってあの空き地はその後閉鎖になってしまいました。
そういう意味では他の子供達には悪いことをしたと責任を感じているのですが、まあいずれ起こる事故だったのかもしれません。



今年のお正月に久しぶりにその空き地のあった場所を訪れてみたのですが、小さい頃に遊んだあの空き地のような広いスペースはない場所であるということがわかりました。
表通りから入るとすぐ狭い路地になるので広いスペースなどあるはずないのです。

ええ?!、そ、そんなばかな。。

では、ワタス達が遊んでいたあの伝説の空き地"にんじゃやしき"は一体どこにあったのか。。謎です。


空き地がなくなっちゃった/Rio@代官山LOOP
http://youtu.be/Ydr_TP13F-Q



ご精読ありがとうございました。
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 カラス神父の憂鬱

しとしと。。しとしと。。梅雨ですね。
こう雨ばっか降ってたら憂鬱になってしょうがない。
昔の人は梅雨のこの時期でも楽しめるように紫陽花を植えて心を穏やかに保つ工夫をしたのでしょう。

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東京文京区の白山神社で開かれる紫陽花まつり、毎年ワタスは密かに楽しみにしているのです。
色とりどりの紫陽花は、じめっとした梅雨の憂鬱さを味わいのある季節感へと変えてくれます。
自然を身近に使って季節から受けるストレスをうまく調和させていた日本人の知恵って凄いなあと感じます。
あ~なんだか癒されますね。

紫陽花を観た後は。。ここに行くといつも寄るイタリアン。
色とりどりのイタメシにお腹はもっと癒されます。あ~イタリア人でも良かった~かな(笑)。


さて、本日は昔の映画の話をしてみようと思いまつ。
その映画とは「エクソシスト」。

キャー!何考えてんのよ。趣味悪いわねえ。これでも食らえ~。
あ、あのー、タワシ投げないで。ワタシ困る。いやいや、や~め~て~。

ということでタワシが飛んでくるかもしれませんがいってみたいと思います。あっ痛っ!

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映画「エクソシスト」は、1940年代起きた「メリーランド悪魔憑依事件」(※追記資料参考)を参考にウィリアム・ピーター・ブラッティによる同名小説を原作とし、原作者自ら脚本も手がけ、1973年にウィリアム・フリードキン監督によって製作されたオカルト映画の傑作です。

少女に取り憑いた悪魔とキリスト教の神父との壮絶な戦いをリアルに描き、数々のショックシーンが話題を呼び、世界中で大ヒットしました。

まあ、簡単にスト-リーをご紹介致しましょう。

-- 転載開始 -Wikipediaより-----------------------------

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イラクでの遺跡発掘を調査していたメリン神父は、悪霊パズズの像を発見する。
それは、十年前にアフリカで彼と死闘を交えた悪霊であった。メリン神父は「この邪悪な宿敵と再戦する日が近い」と予感する。
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パズズのターゲットは、アメリカ合衆国であった。女優のクリスは、映画撮影のためワシントンに滞在していたが、一人娘であるリーガンの異変に気付く。
その声は邪悪な響きを帯び、形相も怪異なものに豹変、荒々しい言動は日を追って激しくなり、ついには医者からも見放される。
娘が悪霊に取り憑かれたと知ったクリスは、カラス神父に悪魔払いを依頼する。悪魔憑きに否定的なカラス神父であったが、調査を進めていくうちに、リーガン自身からの救済のメッセージを発見する。

カラス神父は悪魔払いの儀式を決意、大司教に許可を依頼する。
主任には、悪魔払いの経験があるメリン神父が選ばれた。そして二人の神父は、少女リーガンから悪霊を追い払う為、壮絶な戦いに挑む。

-- 転載終了 -----------------------------------------

ええ?!、これだけっすかい。ホント簡単ですなあ。

メリン神父がこの悪霊パスズと会するのは実は2回ではありません。
メリン神父が若い頃、このパスズさんと既に戦っているのですた。
その頃のメリンさんは、第二次大戦中ナチスによって受けた心の傷が癒されない状態で、信仰に疑問を持ち、飲んだくれのしょーもない野郎だったのですが、この事件をきっかけに立ち直り、信仰を取り戻すことができたのですた。(エクソシスト ビギニングより)

ということは、パスズさんにしてみれば3度目の正直ってことになります。

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この悪霊パスズさんというのは、実は古代バビロニアに伝わる風と熱風の魔人つまり、ひとつの神様なのだそうです。対キリスト教にしてみれば悪魔となってしまうらしい。よくみると日本の天狗さんに似ていると思ったのですが、どうでしょう。
どちらも風の神様ですから親戚みたいなものなのでしょう。


さて、そのパスズさんと3回目の対戦となるメリン神父ですが、既にお歳を召して体力的に難しい状態にあり一人では困難ということで、今までのリーガン(女の子)の状況をよく知っている若いカラス神父が補佐につき、いよいよ"悪魔祓い"は開始されたのです。

カラス神父は、この時、信仰に疑問を持っていたのですた。
彼は、この悪魔祓いの直前に年老いた母親を亡くしておりました。

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それまで年老いた母親は一人暮らししており、カラス神父は時折母親の家を訪れては食事をしながら様子をみていたのですた。
しかし、ある日叔父さんから母親は脳水腫という病気にかかり、暴れて手がつけられなかったので施設(精神病院)に入れたという連絡が入ります。
急いで施設に行ってみると。。
そこには暴れないようにベッドに括り付けられた母親の姿。

母親はカラス神父に向かってこう話すのです。

デミアン(カラス神父の名前)、どうして私をこんな目に遭わせるの?

観ていて胸が締め付けられる思いがします。もっといい治療を受けるには高額のお金がなければなりません。
しかし、今のカラス神父には到底そんなお金はありません。

さぞ辛かろう。悔しいだろうに。。

カラス神父の苦悩はまだ続きます。
その施設から出した母親が間もなくして家で一人死んでしまいます。

カラス神父は、母親を孤独死に追い込んでしまったは自分のせいとして深い傷を負ってしまいます。
そのような中で"悪魔祓い"をやることになるのですが、その時の彼は、もはや自分も神も信じられるような状態ではなかったのです。最初にパスズと戦ったメリン神父と同じように彼もまた信仰を半分捨てていたのでした。

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そのような状況下で"悪魔祓い"は始まったのです。
壮絶な悪魔祓いの儀式の中、悪魔はついにカラス神父の弱点を突きます。
悪魔と話をしてはいけない。悪魔の話を聞いてはいけない」メリン神父からの忠告を破り、カラス神父は悪魔の声を聞いてしまいます。

それは死んだはずの母親の声。

デミアン(カラス神父の名前)、どうして私をこんな目に遭わせるの?

なんとも巧妙な悪魔の罠にはまり、カラス神父はその場で泣き崩れてしまいます。
普通の精神状態ではなくなったカラス神父をみて、メリン神父は部屋の外で休むように言います。

カラス神父が一度部屋から外に出てしばらくして戻ってみるとメリン神父は床に倒れていました。
カラス神父は急いで心臓マッサージを施しますが、既に事切れていました。

背後でクスクス笑う悪魔に、カラス神父の怒りが地響きを上げながら湧き上がってきました。もう人として許せる限界に来たのでしょう。

「うぉ~」叫び声を上げながら、悪魔の上にまたがり、ボクサー上がりの鉄拳で1回2回3回悪魔の顔をぶん殴ります。
それは、同時に母親を孤独死させた自分への怒り、そしてそれを許した神への怒りでもあったとワタスは思います。

俺に乗り移ってみろっ!」カラス神父は叫びました。

悪魔は怒りのエネルギーが大好きですからすんなりカラス神父の体へ乗り移ります。
その瞬間、カラス神父は目の前で泣き叫んでいるリーガン(女の子)の首を閉めようとする衝動に駆られます。
振り絞って我に返ったカラス神父は、すぐさま窓ガラスに突っ込み、あの有名となる長い長い階段から転げ落ち一命を絶つのです。

彼の友人であるダイアー神父が転げ落ちた彼に駆け寄り血だらけの手を握ります。

ダイアー神父:「告白するか?」

カラス神父:無言で手を握り返す。

ダイアー神父:「汝、神に背きし過去の罪をすべて悔いるか?」

カラス神父:もう一度無言で手を握り返す。

ダイアー神父:「なんじに放免を・・、父と子と聖霊の名において・・・」

涙ながらに懺悔の問いを彼にするのですが握り返すその手は信仰を取り戻した証であり、
ようやく彼は救われたのだとこの悲劇の物語は終わるのですた。

カラス神父が最初になぜ悪魔祓いの相談をリーガンの母親クリスから受けたかというと、信仰を失いかけていたその時に、彼は悪魔の存在を通して神を見出そうとしていたからではなかったでしょうか。
彼は確かに体に入ってきた悪魔を感じそしてそれを退散させる力は、言われているような神ではなく、それは人間の意志の力であり、その中に神がいると最後に感じとったのではないかとワタスは思います。

karasu-1.gif

カラス神父への祈りは梅雨時の紫陽花に託そう。

名作はいつになっても素晴らしい。


ご精読ありがとうございました。
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本日は資料があるんですけど・・
大丈夫な人だけどんぞ
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続き⇒┌|∵|┘

 おばあちゃんの味

皆様こんにちは。暑くなったり寒くなったりと毎日寒暖の差が激しく動きますね。
くれぐれも体調にはお気をつけくださいまし。

ここで少しお知らせがあります。
ブロとものくりこさんから情報がありましたので載せておきます。
フィジー政府が東日本大震災で被災した地域の学生を1年間奨学生として受け入れをしております。
申し込みは6月30日までです。対象のお子さんをお持ちの方々、または学生さんご本人さんは良い機会ですので考えてみるのもいいかもしれません。

フィジー大使館サイトより転載
http://www.fijiembassy.jp/jp/
-- 転載はじめ -----------------------------------------
フィジー政府による日本の東北地方における震災および津波の被災学生への支援

フィジー政府は2011年3月11日に福島県、岩手県、宮城県において震災および津波により
被害を受けた日本の方々への人道的支援として、直接的な被害を受けた学生20名を奨学生として
受け入れることとしました。奨学生は10名がフィジー国立大学(FNU)で学士課程を1年間、
10名が高等学校で1年間学ぶことになります。詳細につきましては下記メディア告知をご覧ください。

-- 転載おわり ------------------------------------------

申請用紙や説明書類は上記サイトにいくとPDFがダウンロードできますのでそれを参照してくださいまし。


それでは本日の記事へと参りましょう。
本日は"おばあちゃんの味"について書いてみようと思いまつ。

昔々ワタスにはお婆ちゃんと呼ぶべき人が2人おりました。
父母のそれぞれの母親というかもしれませんがちょっと違います。
父のお母さんは父親が小さい時に既に他界しておりました。
ですからワタスの小さい頃は母親側のお婆さんがワタスの唯一のお婆ちゃんということになります。

が、しかしワタスにはもう一人お婆ちゃんがおったのですた。
それは当時住んでいた借家の大家さん。
大家さんの家は、ワタス達が住んでいた直ぐ隣でほとんど裏からも表からも出入り自由のような感じであったので、当時のワタスは毎日やってくるそのお婆ちゃんが自分の本当のお婆ちゃんだと思い込んでいたのでした。

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その大家のお婆ちゃんは、大人受けは全く良くないのですが、なぜか子供には好かれる人でした。
そう近い人といえばドリフのいかりや長さんのような感じ(笑)で、一緒にいると妙に安心感があって何でも話せるのです。そのお婆ちゃんのことをワタスは親愛を込めて"ばあちゃん"(※注 あの発音を上げます)と呼んでいました。
母親に叱られると必ず隣に行って大家のばあちゃんに母親から叱られたことを泣きながら話すのです。
ばあちゃんは、ワタスの話を決して否定せず、何度もうなずきながら聞いてくれたのですた。
ワタスはとてもうれしかった。今思うと本当は迷惑だったのかもしれませんが、嫌な顔一つせず、ウンウンと頷いて最後まで聞いてくれたのですた。
話終えると涙も消え、スッキリして笑顔が戻ってくると「泣いたカラスがもう笑った。」と大笑いして、最後にカンロ飴をワタスの口に放り込んで「さあ、母ちゃんが呼んでるぞ。」と優しく帰してくれたのですた。

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さて、ワタスの本当のお婆ちゃんは、東北の山奥で田舎の大きな旧家を一人で切り盛りしていたすんごい人だったのですが、悲しいことにワタスにはそのお婆ちゃんの記憶が薄いのです。何度か田舎に行ってそのお婆ちゃんと一緒に過ごしたことはあるのですが、小さかった事もあってかあまり記憶がありません。ただ、唯一記憶に残っているのが"すいとん"の味でした。田舎ではすいとんのことを"ひっつみ"とか"はっと"とかで呼んでいます。お婆ちゃんの"すいとん"はたぶん誰も真似できない極上の味でした。"すいとん"の薄さはワタスの母親さえかなわない熟練の技。
ふわふわで美味しいその"すいとん"の事を姉は"ふーにゃんさん"と言って慕っておりますた。
田舎のお婆ちゃんは、料理の達人、畑の神様と呼ばれ何でも一人でこなすスーパーお婆ちゃんであったのです。

その田舎のお婆ちゃんが東京へ出てきた時があって、当時ワタスが住んでいたの狭いボロ家へやってきたのですが、その時、なんとワタスは田舎のお婆ちゃんに少し意地悪をしたのだそうです。(本人全く記憶にありません。ホント)
隣の大家のばあちゃんを自分のお婆ちゃんだと思っていたワタスは、いきなり現れた自分のお婆ちゃんと称するそのお婆さんを"偽者のばあちゃん現るっ!"と勘違いしたのかはたまた言われた現実に自分の中で整理が付かなくて大混乱していたのかよくわからんのですが、「ふん!」と田舎のお婆ちゃんのことを嫌うそぶりをしていたそうです。
今から思うとなんてことしたんだと、田舎のお婆ちゃんには本当にすまなかったなあと本人が目の前にいたら土下座して謝りたいほどなのですが、まあ小さい頃の話なのでお婆ちゃんの器量からしていえば、大したことない笑い話にしかならんようなことだと思っているのですが。。(あの世に行ったら謝ってこよ)

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映画「地球交響曲(ガイヤシンフォニー)第二番」に出てくる佐藤初女さんは、この2人のワタスのお婆ちゃんを足したようなお婆ちゃんです。

佐藤初女さん89歳。今なお活躍するスーパーお婆ちゃんです。
初女さんは、若い時に重い病気に罹り、長くは生きられないかもしれないとお医者さんから言われました。
絶望の淵に落とされましたがその時ある閃きがあって光を見出したそうです。
それは薬に頼らず、自然の食べものだけで病気は治るかもしれないということでした。
お医者さんの宣告を覆すようにみるみるうちに元気になっていった自分をみて、あの閃きは確信に変わり、それ以降、悩みや問題を抱え込んだ人たちに料理を作り食べさせてあげ、悩みを聞いてあげるようになったそうです。

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1992年より青森県岩木山の山麓に「森のイスキア」と呼ばれる癒しの場を作り、多くの人達の悩みを癒してきました。その活動は内外から多くの称賛を集め、現在もなお続いております。

初女さんの味というと有名になった"おにぎり"。
このおにぎりはただものではないくらい美味しいそうです。
中に入れている梅干も自家製でいい塩梅。
山から取ってきた山菜や自分の畑でとれた新鮮な野菜を料理してここを訪れた人々に食べさせてあげます。
そして、悩みを抱えた人が話す言葉に耳を傾け、頷きながら真剣に聞いてあげるのでした。

何もしないんです。その方のお話を伺うだけなんです。ただ一つ言えることは一緒に食べることね。
おいしいと言って食べた時に心の扉が徐々に開いて今まで胸の中に詰まっていたことがどんどん中から出てくるから、空っぽになった時に新しいものが入ってくるんですよ。その時に自分で自分の道を発見するんです。


佐藤初女
http://youtu.be/m68-sIwMAoQ



今、地球交響曲(ガイヤシンフォニー)第二番のDVDを観ながら、自分の二人のお婆ちゃんの事を思い出しておりますた。二人のお婆ちゃんの域まで達するには、自分はまだまだガキっちょなんだなあとあらためて思い知らされたのでした。
置いてあったカンロ飴を口の中に放り込んで、懐かしいおばあちゃんの味を思い出していたマティックスでした。


GAIA SYMPHONYNo.1-No.6ダイジェスト(リメイク版)
http://youtu.be/saKZMK784yA



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