┌|∵|┘最初のページ└|∵|┐

 "地獄"のしつけはつらいよ

台風のシーズンになりましたね。
先日は皆様大丈夫で御座いましたか?
ワタスの知り合いの家では瓦が飛ばされて大変だったそうです。
今後も十分に気をつけてくださいまし。

さて、本日は最近感じた事からちょいと書いてみたいと思いまつ。

jigoku.gif

生き物の世話をなまけて殺した者は、「なます地獄」で鬼に切り刻まれ、嘘つきは釜ゆでだ~!

ここ最近『地獄』という絵本が大人気となっているそうです。
どんな絵本かと申しますと千葉県にあるお寺が所蔵する地獄極楽絵巻をもとに構成したもので
おどろおどろしい地獄の情景が子供だけでなく大人でも恐ろしさを感じる絵本となっております。
テレビなどで取り上げられてからなお一層人気に火がついてしまったらしい。
これを世の中の大人はこどもにみせて「しつけ」に使っているのだそうな。

「言うことを聞かねえガキは鬼がかさらって食ってしまうぞ!」
こーんなセリフ昔良く聞きましたねえ。
でも、昔の子供は逞しい悪ガキが多かったのでそんなもんへのカッパでした(笑)。

さてこのようなおどろおどろしい地獄の絵は本当に今の子供に見せていいのかどうか。。
YouTubeにある保育園でこの"地獄"の紙芝居を園児に見せている様子がありましたのでちと御覧ください。

子供向け絵本「地獄」がベストセラーに....
http://youtu.be/VkJs3wmqAMg


泣いていた子もいましたねえ。
トラウマになりはしないですかねえ。

ワタスは思うのにこれは最終手段だと思うのです。
悪いことをしたり、ダダをこねて言うことを聞かない子供がいたら最終手段でこの絵本を読み聞かせてあげたらどうでしょう。

以前、シドニーおちんさんのサイトでワタスがおちんさんに質問したことがあるのですが、
ある日ワタスがコンビニで遭遇した出来事のこと。。
そのコンビニで日清ヤキソバUFOを買ってくれと猛烈にダダをこねて床をスリスリしている子供がおりまして、その子のお母さんは、ホトホトその子に手を焼いていたようでした。
思いっきり突っぱねると逆にそれがトラウマになって、将来もれなく日清ヤキソバUFOに異様な執着と粘着を覚えるようになり、UFOに跨って日清へ日清戦争をしかけたりはせんだろうか、はたまたオバQに登場していたラーメン食いの小池さんと二人で毎日日清ヤキソバUFO早食い競争などやらかして鼻からベロ~ンとヤキソバなど垂らしてはいないだろうか?こんな時おちんさんはどうしますか?という質問を致しました。

おちんさんは高笑いをしながら、「ふふっふ、マティックス君、ワタスはねえプロ。子供のことについてはプ~ロ!」と自信満々の回答が。。
おちんさん流しつけの仕方によると
まずダダをこねている子供の目をにっこりと微笑みながらしかし真剣に見つめるのだそうです。
子供は引きつけられてじーとママの目を見つめるそうです。

と、その瞬間!ママは"白目"をむきます。(キャー!)

唖然とする子供。

今までUFOを持っていた手から力が抜けます。
とそのUFOを素早く元の場所に返し、歌を歌いながら「お母様は帰りますよ~。愛燦々と~♪」とコンビニを後にするのでした。
マジですか!こりは(笑)。

で、つまり、ここで何が大事なのかと申しますとトラウマの対象をUFOから白目にしたことなのです。
たぶん汎用的に何度も白目を使っているとすれば、トラウマの対象はいろんなものではなく白目一つに絞れます。
なるべく小さな心に鎖をかけることなく、しかしどうしてもという場合には最小限度にして超強力なものにしてあげる。おちんさんの愛情の深さが滲み出ておりますね。
そのようにして育ったおちんさんの息子さん、今では白目をむくのが日常になっているそうです(笑)。

さて、「地獄」の絵本ですが、日常に読んで聞かせてしまうと恐怖だけを与えてしまってそれが心に鎖をかけることになるのではないでしょうか。悪いことをしたときやダダをこねている時にこそこの本を読んで聞かせる意味があるのではないかと思います。おちんさんの"白目"と同じですね。
むやみやたらは返って逆効果だとワタスは思っています。この本を読む時は子供だけでなく悪い事をした大人も是非読んで欲しいなと思ったりして。。


通常子供に読んであげるのならこちらの方にしたらどうかなあ(笑)。

じごくのラーメンや(苅田 澄子 (著), 西村 繁男 (イラスト) )

jigokuramen.gif

地獄にいる人間に地獄大嫌いと言われ、天国に対して猛烈に対抗意識を持った閻魔大王さまは、自分の好きなラーメンを作ろうと決心したのでした。
その名も「血の池ラーメン」。こりがみるからに辛そうなラーメン。地獄の人間達は、このラーメンを完食したら天国へ行かせることを閻魔様に約束させるのですが。。
さてどうなることやら。。

こりワタスが大好きでとても面白い本です。
是非お勧めします。

とワタスもラーメンが食べたくなったので先日行ってきますた。
地獄ラーメンを食べに。横浜黄金町へ。

tanakaya.gif

「地獄ラーメン 田中屋 (じごくらーめん たなかや)」食べログ
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14011658/

http://goo.gl/maps/iqNf


大きな地図で見る


スープの辛さは、
1.入門
2.初級
3.中級
4.上級
の4段階あります。
辛さになれている人なら軽く中級は大丈夫でしょう。初心者でも初級は軽いです。
トンコツスープの美味しいラーメンです。

子供へのしつけも地獄ラーメンにしてくれれば嬉しいのになあ(笑)。
(まんじゅうこわいの落語ですかっ)


ご精読ありがとうございました。
よろしかったらポチっと押しておくんなまし。

東北関東大震災 緊急支援クリック募金

スポンサーサイト

 お知らせ-20120614

ajisai-1.gif

雨の季節になりますたね。
皆様、こんにちは。

すいませ~ん、今週は更新のタイミングに間に合いませんでした。m(_ _)m

最近忙しゅうてね、皆様のブログ先にも顔を出さずじまいでまっことすまんこってす。

えっ?今日は何をみせてくれるの?ですと?

ハハハ、わかってらっしゃいますなあ。
まあ今日はこれでも観て行ってくださいまし。


むかしむかしの映画で「ミクロの決死圏」という映画があったのをご存知ですか?(インナースペースなら知ってるって)人間がミクロの大きさになって病気の人の体へ入り治療するという当時の常識を打ち破った画期的なSF映画でした。ワタスはこの映画大好きでテレビの再放送は欠かさず観てました。

もう驚嘆ですね。すごいなあ~とぽか~ん口開けてバカ観しているとよく母親に叱られたもんです。バカモノ!口とチャクだけは閉めとけ。。と(*^_^*)/。

映画の表現力が格段にアップした今日3Dアニメーションで体内をどう表現しているのか比べてみましょう。
まずは映画「ミクロの決死圏」から。

Fantastic voyage (邦題「ミクロの決死圏」1966年制作)
http://youtu.be/3o8vsU0Dw-4



そしてこちらがhybrid社制作の人体内部を細かく再現した3Dアニメーション動画です。ミクロの決死圏から45年経った映像表現はどんなもんかとくと御覧下さいまし。
※是非フルスクリーンモードにして御覧下さい。

人体の内部構造の不思議と美: 驚異の3Dアニメーション
http://youtu.be/hKlU1sQAfPc


hybrid社(スポンサーをみてちょと引いてしまったけど。。まっ、気にせんとこう(笑))
http://www.hybridmedicalanimation.com

ご精読ありがとうございました。
よろしかったらポチっと押しておくんなまし。

東北関東大震災 緊急支援クリック募金

 想いの木・双子の木 ~春の旅から~ その6

「礼拝説教ダイジェスト:2002年」より転載
http://ichurch.me/chapel/chapelsum2002.html
--- 転載開始 ---------------------------

「ふたご」
聖書:ヨハネによる福音書 20章24-29節(イエスとトマス)(新共同訳・新約・p.210)
2002年9月22日(日)日本キリスト教団宇治教会・主日礼拝説教
2002年9月29日(日)日本キリスト教団香里ケ丘教会・主日礼拝説教(改訂版)

新約聖書において「ふたご」と言えば、イエスの十二弟子のひとり、トマスです。というのも、トマスという名前は、もともとヘブライ語の「双子」という言葉からきているからです。おそらくペトロがそうであったように、本名ではなくニックネームだったのでしょう。つまり、トマスは双子の片方だったから「双子」と呼ばれていたのです。
しかし、12人のうち半分の6人までが、兄弟揃ってイエスの弟子に入門しているのに、どうして双子のトマスだけがひとりぼっちなのでしょうか。それは古代においては、双子は忌まわしい存在、不吉な存在なので、片方あるいは両方が出生間もなく殺されることが多かったからです。つまり、トマスが生きている背後には、誰か彼の兄弟あるいは姉妹が命を奪われているという犠牲があるのです。
イエスの弟子たちは、みな愛していたはずの師を見捨てて逃げてきてしまいました。自分が生き延びるために、イエスを見捨てる。それは、自分自身がここに生きているのは、双子の兄弟の命が奪われたからだ、というトマスの心の闇に横たわる影と重なり合うものでした。だから、彼は必死に「俺は信じない」と抵抗しました。しかし、彼は意識では拒否していても、心の深層ではイエスの死の意味がわかっていたのです。
だから、イエスが再び、今度は彼の前にも時(※注:ここが意味不明。"今度は彼の前に現われた時"と推測)、トマスは有無を言わさずイエスを信じることができたのでした。
トマスは、「人間は常に誰かの犠牲の上に生きている」という現実を誰よりも痛感し、そして、そこから「生かされていることの痛み」を自覚し、「赦されて」自らを変えてゆこうとした、最初の人となったのでした。

--- 転載終了 ----------------------------


6月となりました。
皆様、こんにちは。

早いですね、いろいろ言われている2012年もあと半年。
何かが起こるのか起こらないのかわかりませんが、非常時の準備は何気なくしておきましょう。
備えあれば憂いなしデスね。

さて、約1ケ月にわたって母親実家の話をおおくりしてきました。
長いお話ですいませんでしたね。
えっ?途中寝てしもうたですと?(そんな子はつねっちゃおう(笑)。)

ともあれお付き合いいただきありがとうございました。
本日がこの話の最終話となります。

では、どんぞ。

sora-3.gif
画像はイメージです。

さっきまで晴れていた空が急に暗くなってきました。時折強い風が吹いてざわざわと草木が揺れています。
どうもまもなく夕立がやってくるようです。庭で写真を撮っていたワタス達は、急ぎ早に大きな家の中に入っていきました。

母親実家の家は昔茅葺き屋根であった旧館と最初から瓦屋根の新館からなっております。新館は8畳ほどの部屋が一つと16畳ほどの部屋が二つあり、四男叔父の居住スペースとなっておりました。旧館は、内部の構造上少々特殊な作りをしておりましたが、表向きはよくある田舎の家でした。

今は使っていない昔のかまどがあり、広い土間側の板の間にはみんなが集まる堀コタツ(夏場はもちろん火は入っていません)があります。その隣から障子戸によって仕切られているいくつかの部屋があり、その中でも一番広い部屋は茶の間といって約16畳くらいの普段は畳をあげてある部屋でした。ここは昔、お客様をお通しておもてなしをしたり、集会や柔道の稽古で使ったりと多目的に使われた部屋であったそうです。

一つワタスが不思議に思ったのは、そこにはそれはそれは大きな仏壇がありまして、しかし通常の仏壇とは違い、壁にそって非常に高い位置(屋根裏部屋と同じ位置)に置いてあったのです。またこのような茶の間に何故仏壇が置いてあるのかも謎でありました。

土間近くの堀コタツで皆でお茶を飲みながら談笑していると隠し部屋の話になり、四女叔母がワタスに探検してみる?と誘ってくれました。ワタスも興味深々でもちろん一緒に行ってみることに。

四男叔父はおばけが出てもションベンちびるなよと笑っていました。

sora-4.gif
画像はイメージです。

外は大雨。真っ暗で時折近くで雷が聞えます。
なんだかこんなシーン昔の怪談映画でみたような。。
やばい、マジにちびりそうです(汗)。

「ここから入るのよ。」

kakusitobira.gif
画像はイメージです。

叔母が指さした所を蝋燭台を持ってかざしてみると隠し扉がありました。そしてその扉を左にスライドさせると、なななんと、そこには屋根裏部屋へと続く階段があったのです。

「へえ~こんなのがあったのか。全く気づかなかった。。アンネ・フランクもびっくりですな(笑)。」

隠し部屋への入口はここだけではなく、あと4ケ所くらいあるそうなのですがワタスは他はみていません。蝋燭台をかざしながら恐る恐る急な階段を登っていくと狭い廊下に出ました。小窓もあり大雨が降っている外が見えます。


kakusibeya.gif
画像はイメージです。

屋根裏部屋は、下とは対照的に洋風な建築になっており、そこには長女叔母と四女叔母が使ったそれぞれの部屋があったのでした。比較的明るく今でも使おうと思えば十分に使えるようです。ただ電気がここには通っていないので夜はランプか蝋燭の灯りが必要です。

「ここが私の部屋だったのよ。あなたのお母さんはもっと綺麗な別部屋だったけどね。」

四女叔母は、8人兄弟姉妹の中で一番小さく可愛いかったのですが、着る物使うのもは全てお姉さん達の御下がりばっかりだったので少々ヤキモチ焼きの気配があります。この叔母が双子の男の子のお母さんです。(この当時は高校生になっておりました。)

「いい部屋ですね。ベッドもあるし、ここに住んじゃおうかな(笑)。」とワタス。

「住みなよ、住みな。今ならもう一部屋無料でつけちゃおう!」
などと冗談を言いながら、さらに奥の部屋への扉を開けるとそこには。。

縄で作ったブランコがありました。
丁度堀コタツのある板の間の真上です。

「あれ?こんなブランコあったっけ?」と叔母。
と瞬間的に叔母は全てを理解したような顔になりました。

後日、ワタスの母親にも聞いてみますたが、そんなブランコは知らないと言っていました。たぶん、それは四男叔父が一緒に住もうとしていた女性の子供のために作ったブランコではなかったか。。と母親は言っておりましたが。。真相はわかっていません。しかしワタスも母親の推理はほぼ正しいと思っています。あの時四女叔母は瞬時にそれを理解したのでした。

四男叔父は、昔子供がいる女性を好きになり、その女性と結婚してこの家を継ごうとしていたのです。しかし、Aじいさんを中心とした長老達は、女性の子供が四男叔父の子供ではないとの理由で無理やり別れさせてしまったのでした。

このブランコは結婚しようとしていた女性の子供のために四男叔父が作ったもの。。

「このブランコのことは触れないでおいてあげようね。」

四女叔母とワタスはこのことは四男叔父には触れないでおこうと決めたのでした。



sora-2.gif
画像はイメージです。

さて、最初に行った四女叔母の部屋へ戻り、さあ下へ戻ろうかと思っていたところでワタスはあるものを見て驚嘆したのでした。
さっきまで雷雨となっていた天気が急に回復し太陽が出て、この家を照らし始めるとその光が仏壇のあるところを通り、この屋根裏部屋の床にに綺麗な光の十字架を出現させていたのです。

jyujika.gif
画像はイメージです。

こ、これは。。

ワタスは大急ぎで階段を下りて、靴をはき、裏山へ駆け上り、そこから母親実家を目を凝らしてよく見てみました。なんと裏からよくみると母親実家は普通の田舎の家ではなく、まるで小さな教会のような作りになっているではありませんか。

そうか。。
それで茶の間のところに仏壇が置かれていたのか。。

腑に落ちた。

この家の建物が昔から代々そのような構造であったとすれば、太陽の光でできたあの十字架を隠れて拝んでいた可能性が高い。しかも証拠は消えてしまい何も残らない。あの太陽光の十字架は、先祖が隠れキリシタンだったのだという確信をワタスに与えてくれたのでした。

後に話を聞けば、少し前までは納戸の隠し部屋に仏壇はあったそうです。隠し部屋に仏壇があったので長老達はこれが隠れキリシタンの証拠じゃと言っていたようなのですが、それは中途半端な証拠でありまして、四男叔父は元々の仏壇の置き場が茶の間の台座にあることを知っており、自分がこの家を継いだ時にそこに置き直したのです。しかし、これと言って十字架やマリア像などは一切なく、先祖が隠れキリシタンではないか説はあくまでも噂にとどまっていたようなのですが。。

光の十字架。。

四男叔父ははたして全てを知っていて仏壇を動かしたのでしょうか?
先祖が隠れキリシタンであったこともそして自分がこの家の十字架を背負うことになることも。。


When I Survey the Wondrous Cross
http://youtu.be/4_fvFfPqjO4


江戸時代初期約数万人もの殉教者を出したこの町には、現在教会が建てられ静かに殉教者達の霊を弔っている。
合掌。



帰り道

resyanotabi.gif
画像はイメージです。

ガタンゴトン。。
帰りものんびり列車に乗っていたところ、偶然にも行きで一緒だったあの人形劇団の人達とばったり再会したのでありました。

お互いに目を真ん丸くして驚いて肩を叩き合ったり握手を交わしたりともう旧来の友人のようでありました。

「あの男の子は大丈夫でしたか?」

行きで一緒だったあの目のクリクリしたかわいい男の子の事をヒゲの劇団員さんに聞きました。あの男の子はそれはもう元気一杯でおばあちゃんおじいちゃんが待つ駅に降りて行きましたよと話しました。

「それはよかった」ワタスはひとまず安心しました。

しかし、ヒゲの劇団員さんの顔は少し曇がちに。

「で、ですが。。」

行きにワタスが駅に降りた後、ヒゲの劇団員さんがあの男の子と話をしたのだそうです。

それによるとあの男の子は2年前1歳年上のお兄ちゃんを交通事故で亡くしているのだそうです。二人は双子のように良く似ていて仲がとても良かったらしい。で事故の当日はあの男の子が親御さんの知人の車で出かけるはずだったのですが、当日熱が出て行けなくなり、代わりに行きたいというお兄ちゃんがその車に乗ってしまった。そしてそのまま交通事故で帰らぬ人となってしまったのだそうです。

今でもあの子は本当はボクが死ぬべきだったんだと苦しんでいるようでした。

ヒゲの劇団員さんは、その話を聞いてじっとその子をみつめてこう言ったのだそうです。

「君はお兄ちゃんが自分の犠牲になったと思っている。しかし、犠牲なんかじゃない。それもお互いの運命なんだ。犠牲という言葉のせいにするのはこれで終りにしよう。君は君。君はお兄ちゃんではない!だから自分が死ぬべきだったなんて今後一切言ってはいけない。そんなこと言うと君のお兄ちゃんはきっと悲しむと思うよ。」と。
男の子は涙を流しながら「うん、うん」と頷いていたそうです。

でここまでは良かったそうですが。。


男の子と別れ、劇団員さん達は、とある町の小学校で合宿に入りました。その稽古の合間に劇団員さん達の間であの男の子が話題になりました。行きの列車に実はもう一人あの男の子と良く似た子がいたというのです。

それは行きの列車で人形劇をやった時に人形を操った2名のお姉さん達が目撃者でした。てっきりあの子達は双子なのかと思っていたそうです。

で、ヒゲの劇団員さんがあの男の子の話をすると。
もう一人は亡くなったお兄ちゃんの幽霊だったのか。。と他の劇団員さん達は面白がってはやしたてる。

「やめて~、私そういうの苦手なの。。」と2人とも凄く怖がってその日は全く練習にならなかったそうな。


あの男の子がヒゲの劇団員さんに会ったのは、ヒゲの劇団員さんの言葉で男の子自身の心を救うため。それを導きにきたのが男の子のお兄ちゃんだったのかもしれません。

ふたたび合掌。


このシリーズの関連過去記事

2010年3月1日記事「最初の音」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-14.html

2010年3月17日記事「なむあみだんぶつ、なむなみだ」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-17.html

2010年6月27日記事「不思議便所の穴」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-34.html

2010年12月1日記事「Evening Falls」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-56.html


想いの木・双子の木 ~春の旅から~ 完



ご精読ありがとうございました。
よろしかったらポチっと押しておくんなまし。

東北関東大震災 緊急支援クリック募金