┌|∵|┘最初のページ└|∵|┐

 スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 オーガニゼーションマン

さくら -SAKURA- [HD]
http://youtu.be/1rAKFLKXvHQ



皆様こんにちは。
今年は二番目に早い桜の開花だそうですが、こないだ夜、目黒川へ花見に行ってきますた。
なんでもドラマ(最高の離婚)の影響で例年以上に人が来ているらしい。。
確かに人すんごく多かったです。が、桜祭りって4月1日~と書いてある。4月1日には葉桜になっちゃうよ(笑)。
提灯の灯りもなくて暗闇でみんな花見をしておりますた。
なんとも変わった花見ですたねえ(笑)。

東京は今が見頃だそうですが、皆さんのお近くの桜はいかがですか? 


さて、本日はワタスの友人の八っつぁん(やっぱり仮称)から聞いたお話をちょびっと書いてみようと思います。今日はまとまりがつかなくなるかもしれませんが、そんときはまあいつもの事だと思っておくんなまし。

八っつぁんは、自営業を営んでいる気骨のあるおやじで、といってもワタスよりも歳が若いので見た目ちょっと渋い青年おやじに見えます(笑)この人、有名公立大学の工学部出身でインテリ街道の最先端を歩いているような方だったのですが、頭が良すぎて世の中のしくみが見え出してしまったところでカミングアウト。丁度、ロバートキヨサキ氏の著書の影響を受けた人達による起業家ブーム真っ只中でワタスと出会いますた。

新しいビジネスや金融トレードなどいろいろと模索を続けた末彼が出した結論は、ロバートキヨサキ氏のようなやり方は結局長続きしない。ビジネスではなく昔からの"商売"のやり方の中にこそ学ぶべきヒントは多い、だが、全面的に昔からの"商売"がいいというわけではない。

客観的に物事を分析する能力は人並み外れており、急所を突く独自の視点はまさにプロの評論家レベルの凄い人なのですた。そんな頭脳明晰な人なのですが、人情に厚く、考えよりも行動を優先することを知っている数少ない人の一人です。

八っつぁんは不思議ものとは対極的な位置にいる人なのですが、彼から学ぶべきものは沢山あってたま~に彼の仕事をちょいと手伝ったりしてます。


最近八っつぁんはそろそろ身を固めべく彼女を口説きまくりその気にさせたまでは良かったのですが、ある日彼女がウツになってしまって足踏みをしているらしいのです。

「それってマリッジブルー?なのですか?」ワタスは聞いてみた。

「いや、それが彼女が勤めている会社に問題があってね。帰りがいつも終電近くなんだ。休みも週1日しかないし。心身ともに疲れきっているんだけど、変な献身意識があって家へ帰っても頭から仕事が離れられないようなんだ。」

彼女が八っつぁんの家へ来ると、おもむろに新聞をずーと読んでいるそうなのですが、八っつぁんが「何か面白い記事あった?」と聞くと、決まって「別に・・・」と素っ気無い返事しか返ってこない。

何かおかしいなと思ってさりげなく様子をみてみると彼女の目が文字を読んでいるような気配すらない。大きな表紙文字しか目がいってなく、意識は別のところにあるような遠くを見ているような感じがしていたそうな。

その話を聞いて昔ワタスが最初の会社を退職した直後がそんな感じだったので、こりは"燃え尽き症候群"かもしれないと思ったのですた。

燃え尽き症候群
一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。
慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の心因性(反応性)うつ病とも説明される。極度のストレスがかかる職種や、一定の期間に過度の緊張とストレスの下に置かれた場合に発生する。会社の倒産と残務整理、リストラ、家族の不慮の死と過労などに多いと言われている。-Wikipediaより-


soshiki-1.gif

ワタスは昔、オーガニゼーションマン(組織人間)から燃え尽き症候群になった一人だったのかもしれない。。

会社組織のために個性や個人的目標を押し殺し、その代償として、組織は収入と雇用の安定、そして社会における居場所を提供するようになったというのは1950年代のアメリカから生まれたとフォーチュン誌の編集長だったウィリアム・H・ホワイトが著書「組織のなかの人間」で書いている。

安定した衣食住のある生活、そこそこの年金とまずまずの社会的地位を与えてくれる会社へ入ることを誰もが望み、夢を抱いてそんな会社へ入ってはみたが、いつしか自分のエネルギーを会社組織という吸血鬼が全て奪い取って自分がバーストした。

「自分しかこの仕事はできない。自分がいなくなったら大変なことになる。。」

会社教に身を捧げた人間はたぶんこう言うだろう。

いえいえ。。

酷な事と承知して言いますが、会社組織から見れば、あなたの代わりなんていくらでもいるのですよ。。

。。

。。。

晴天の霹靂。

それも気づきの一つだったと思う。。


会社という場所は、今振り返ってみると何かの気づきを与えてくれた場所であったように思える。
その時々の自分の心の器に相応した出来事や事件が展開されていた。。
自身の学びの階段部屋、それが会社なのだとワタスは思います。

人間がもう一段くらい霊性が高くなり、価値観も大きく変化していくと文明に"会社"という形態は存在しなくなっていくでしょう。会社や団体からお金をもらって生活するというシステムではなく、自治体やコミュニティ村のような単位で皆で生活するようなしくみに変わっている。。そんな感じがするのです。



さて、話を八っつぁんに戻しましょう。
八っつぁんには彼女を仕事から少し離したほうがいいとアドバイスしておきました。どこでもいいから旅行にでも出かけてのんびりさせたらどうと。その後、たぶん二人で旅行へ出かけたのではないかと思っておりますが、彼女のその後の様子はまだわかっていません。

その八っつぁんのところにある日、1通の素っ気無いメールが届きました。
以前八っつぁんは、自身のブログ記事に"電気製品の修理できます"と書いたことがあるのですが、その事を真に受けて"修理お願いします"とだけ書かれてありました。

誰じゃこりゃ?いきなり挨拶も無しに修理お願いしますとは?
礼儀知らずのメールに半分あきれながらそのメールにあった電話番号へ電話してみると声の様子からして20代前半らしい男性が出たのでした。

「会社の液晶パネルを自分が壊してしまったようなのです。今すぐ持っていきますから直してください。」

えっ!えぇぇ!急にそんな事言われても困りますがな。
と最初は断るつもりでいたのですが、そこは八っつぁんの情の深さ。とりあえず見るだけ見ましょうということになり、その男性は八っつぁん宅へやってきた。

その男性をここではA君と言っておきましょう。A君は最近ようやく派遣契約でとある工場の仕事に就いたのですが、自分の担当している機械の液晶パネルが映らなくなってしまったため、これを直さないと自分が首になってしまうと思い込んでいるようなのでした。

どうしようかと思っていたとき、八っつぁんのブログ記事を思い出し、工場に忍び込んで液晶パネル部分を取り出し持ってきたのですた。

八っつぁんは、こんなもの使用していればいつかは故障するだろうし、その部品代や修理代については会社が費用として計上するわけだから君のせいではない。ましてや君が負担する必要などさらさらないと力説した。それでもA君は自分が職を奪われるという恐怖心が一杯で八っつぁんになんとかしてくれと泣きついたのでありました。

う~む、やるか。。

工学部出身の天才バカボン八っつぁんは、ブラックジャックのごとく液晶パネルのオペを開始したのでありました。
30分かかって丁寧に分解して部品のメーカー名と製造番号をメモにとります。
ネットでその会社の電話番号を調べて電話して問合せてみるとまだ部品はあるので交換修理が可能とのこと。費用はこれこれくらいかかりますが、年間保守契約している会社が多いのでもし会社で保守契約しているのであれば、全て契約の範囲内で行ないますので費用はかかりませんと丁寧に教えてくれたそうです。

A君にその旨を話し、年間保守の契約はしていると思うから会社に言って修理をお願いしたほうがいいと言いますた。

分解した液晶パネルを組み立て直しながら、八っつぁんはふつふつと怒りがこみ上げてきたのだそうです。そこまで今の若者は追い詰められているのかと。


「会社組織から見れば、あなたの代わりなんていくらでもいるのですよ。。」

。。

。。。

八っつぁんもまた昔、会社という組織に夢をかけ破れた一人であったのですた。




A君が帰ったその日の夜11時半頃。

ジーンジーン、八っつぁんの携帯がけたたましく鳴った。
彼女かなと思って急いで携帯をとるとなんとあのA君からだった。

「今、工場に入り込んで液晶パネルを戻しました。」静かな声だ。

「・・・・・・・」シーン。あたりが異様に静まり返っている。

「ど、どうしたんですかっ?!」電気がつかないのか?完全に壊れたのか??一瞬悪い予感が脳裏をよぎった。


「そ・れ・が。。」A君は急に声を裏返して。

「直ったんですよっ!!」

んもぉ~こいつ思わせぶりしやがって首絞めたろか。八っつぁんは10年くらい寿命が縮じまったような感じで体の力が全部抜けてしまったそうな。

八っつぁんが分解したことにより電気の流れが元に戻って液晶パネルがつくようになったそうです。
A君は是非とも御礼をさせてくれと言ったのですが、八っつぁんは「礼なんていらねえよっ」と返し、「また困ったことがあったらいつでも相談しにきな。」と落語か時代劇に出てくるようなセリフを残して電話を切りました。





八っつぁんは、オーガニゼーションマンでもフリーエージェントでもないただの個人商店のおやじである。


今、粋なおやじは少なくなったもんだ。



WORLD ORDER "MIND SHIFT"
http://youtu.be/4ua64HbsBUo



ご精読ありがとうございました。
よろしかったらポチっと押しておくんなまし。

東北関東大震災 緊急支援クリック募金
スポンサーサイト

 家に帰ろう

皆様、こんにちは。
更新が開いてしまいますたね。すんませんデス。
いろいろ面白いことがあったのですが、記事を書く時間もなく毎日があっという間に過ぎてしまいますた。
そのうち思い出したようにネタを小出しにしますので"ズルイ奴"と罵ってくれたら幸いです(んなこたぁせんでもよろしい~)

さて、本日は"家に帰ろう"というお題で書こうと思います。

あの日(東日本大震災)から2年が経ちました。
被災地の復興は進んでいるのかどうか。いや今だ復旧もままならない地域も多いと聞きます。

そんな中1年前に福島へ帰られた床屋さんのご夫婦がいらっしゃいます。

このご夫婦の話は下記の記事を参照
2012年3月20日記事「すぷりんぐはずかむ~なじみの床屋さんを卒業するの巻~」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-120.html

放射線量が減少したため警戒区域の指定を解除された後、福島へ帰り仮設住宅に住んでそこから自宅のある理髪店まで通いそこで営業を開始したのです。
インフラが整っていない中での営業。上水システムがズタズタになったままで蛇口からは一滴も水が出ません。毎日給水場からボトルタンクに水を汲み、素人大工で店内に簡易ポンプを設置、シャワーがなんとか使えるようにしたそうです。

一日お客さんは2人くらい。全く誰も来ない日もあります。
それでもここが帰って来る人達の拠り所になればという一心でお店を出しているのだそうです。

2年前ワタスが通っている床屋に1年間このご夫婦は住み込みをしていて、
いつも髪をカットしている時にはとても楽しいお話をしてくださいました。

このご夫婦は、この地域に住んでおられた方々が自分の家に帰ってくるのを今か今かと待っていらっしゃいます。人が来ないと復興が進まないからです。自分達が生きてきたこの地域をこよなく愛していらっしゃるのでしょう。

みんなが帰ってくるのをいつも待っている。。

家に帰ろう / LAWBLOW 【NHK いわてみんなのうた】【歌詞&英語字幕付き】
http://youtu.be/CVWEQOEHuJw




2011年3月11日。
ワタスは銀座で震災に遭い、その後交通機関は全面ストップし家に帰れなくなりますた。
どうしようかと迷った末、意を決して歩いて家に帰ることを決めました。
銀座から4時間半、自宅まで歩きますた。
たぶん、4時間半も運動するのは2002年のニューヨークマラソン以来のこと。
途中で何回か休憩しながらようやく帰れたときはホントに嬉しかった。。
が、テレビが窓ガラスに突っ込んで寒風が吹き荒ぶ部屋に暫し唖然。

後で聞けば4時間半ならまだマシなほうですた。
10時間くらい歩き続けた方もいたそうです。
下の動画は、ある方が8時間20分かけて東京の会社から柏の自宅まで歩いたのを記録した動画です。

歩いて帰宅 東京から柏 Japan Earthquake To walk from Tokyo,Kashiwa
http://youtu.be/7Cg5obDVXCY


本当にお疲れさまでした。



東日本大震災・福島第一原発事故で現在も居住地域に戻れない被災者、約十数万人。

一日も早く居住地域に戻れることそして本当の復興が進むことをお祈りいたします。


ご精読ありがとうございました。
よろしかったらポチっと押しておくんなまし。

東北関東大震災 緊急支援クリック募金