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 2013年、年末のごあいさつ

皆様、こんにちは。
2013年もあとわずかですね。

2009年12月から始まったこのブログも丸4年が経ってしまいました。
最初はこんなに長く続くとは思っていませんでした。もともと玉蔵さんのブログ記事が読みたくてブロともになるために始めたのがきっかけだったのですが、ここに来て読んでくださる皆さんに背中を押されてここまで来れたようなものです。本当にありがとうございます。

記事の更新のタイミングが最近少々アバウトで開いてしまう時があるかもしれませんが、できる限りこれからも更新していこうと思っております。
が、しかし、ワタスも人間、いついかなる時にポックリ逝ってしまうかもしれませんし、はたまた宇宙人に拉致られて別の惑星へGO!な~んてことに遭遇するかもしれません(ないと思うけど)。

そんな時はある"しるし"を残していこうと思っています(そんな時間あるのかなあ)。
宇宙人に連れられてしまう時にはかに座のマーク"69"を記事のどこかに入れておきます。また異世界へちょいと行くようなときには"VALON"という文字を、勝手に旅に出てしまう時には"水戸黄門"という文字を何処かに入れておきましょう。

え?何故"水戸黄門"なの?って?
ハハハ、じ~んせい楽ばかり~♪じゃなかった、旅といえば水戸黄門。
よくわかりません。いつも旅行へ行くときは水戸黄門のテーマを鼻歌で歌ってるからかな(笑)。


昨年の今頃はマヤの予言で盛り上がってましたね。
2012年12月22日を過ぎた頃から2013年の終わりには世の中無事ではないんではないかな、と実はマジに思ってますた。
それは過去記事に書いたと思いますが、3日続きの悪夢をみたあの終末世界が訪れるのではないかという恐怖がワタスの心のどこかにあったのではないかと思います。

2010年3月7日記事「恐怖をも包み込む力」
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-15.html

でも本当のところ自分の内面世界が欲したこと。。こんな狂った世界、最初からやり直した方がいいというワタスの深いところにある闇の部分の望みなのかもしれないのですが。。
反面、普通に平和を望む心ももちろんあるのですが、どっちの自分をこの世界は選択するのだろうかと非常に興味深く見守ってきました。


そんな中で迎えた2013年。

でも何も起こらなかった。ロシアの隕石は大事に至らず、史上最大という太陽フレアの影響もほとんどなく、地球規模のクライシスはなんとか避けられた。もちろん地域的な台風、洪水、竜巻などの被害は甚大ではありましたが。。

ワタス達は無事な方向へ舵を切ったのでしょうか。
まだわからない。

今、中国や韓国との問題が拗れてこのまま行くと戦争へと流れて行きそうな道ができつつあります。
たぶん戦争を仕組む人々が大勢いてそのレールに乗っかっていくと第二次世界大戦の二の舞となるかもしれません。
内政の不満を外部へと転換し、戦争へと突入していくことは歴史的にみて人類は何度も経験してきたことなのにいっこうに学べないことなのかもしれない。


で、今年の最後に2つの動画を載せて締めたいと思います。

一つは終末世界を描いた"Valon"。
もう一つは、栗コーダカルテットの"シーベックシーモア"。


2014年はどんな世界になっていくのか。

馬刺しでも食べながらお正月考えてみるか(笑)。。



salyu feat ilmari - valon
http://youtu.be/WZVMhmKNGb0


世界は疑いの海から抜け出せていないと思わないで、はじめから歌いだせたら、その深さを測るメロディ♪

このフレーズが心に沁みます。



栗コーダカルテット シーベックシーモア
http://youtu.be/cbQiSIbP868


2014年の夏休みはこんな感じになるといいな。



今年もご精読頂きましてありがとうございました。
来年もまたどうぞよろしくお願い致します。

よいお年を。


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 幼獣世界 -件(くだん)-

チャンランランラ~ン、ランランランラ~ン♪
哀愁漂うオルゴールのメロディーにのせて毎冬やってくる灯油巡回販売車。

が、しかーし、何故か今年は巡回してこないとです。

なじぇ?なじぇなの?灯油屋さん?
ワタス寒いんですけどー。

その時、天上から差し込む一筋の光あり。

天の声:マテックスよー。人生待てば海路の日和ありじゃ。気長にまつがよい。。


おお、神様、気長に待つのですねアーメン。。って待ってたら凍えちまうでねえか。おめえの正体は既にわかっちまってるんだよぉ~こんにゃろー。

エセ神様が多いっすからねえ。皆様声が聞こえたら十分気をつけましょう。
まあそもそもウチのほうの灯油巡回販売車はええかげんなもんで、暖かいとやってきて寒いとこない。
そうっす、あまのじゃく野郎なんですわ(笑)。

しかしことしは暖かくても寒くても全然やってこない。明日凍死するとやばいのでガソリンスタンドにちょっくら買いに行ってきますわ。



さて、本日は、前記事で登場した鬼のお姉さんこと新屋敷純子さんと関係あるかもしれないつう
最後に載せたあの鬼の写真の話からいってみたいと思いまつ。

ジャジャーン!

onihatiman-1.gif

でけー!
巨人鬼ですね。こりは。

hachiman-10.gif

この怪しさいっぱいの古めかしい写真は、大分県別府温泉地獄めぐりの中の八幡地獄(今はない)という場所で第二次大戦前後に撮られたものです。この八幡地獄には鬼以外にも奇奇怪怪な代物が怪物館という建物の中に展示されていたそうです。


たとえば、河童のミイラとか。

kappamiira-10.gif


人魚のミイラとか。

ningyo-101.gif

う~ん。怪しさ満載ではないですか(ちょっとグロくてすいません)。
ワタスが興味を持ったのは次の写真。

kudan-101.gif


何に見えます?人と動物のあいの子?

ワタスは単純に子山羊とかにみえるんですが。。どうかなあ。

写真の説明では、件(くだん)という幼獣だそうです。

人に牛と書いて"くだん"と呼びます。
読んで名の通り半人半牛の妖怪です。この妖怪、古くは江戸時代から今日に至るまで日本各地に伝説が残っておりますが、特に西日本での伝説や目撃談が多く都市伝説も沢山あるそうな。

小説家小松左京は、「くだんのはは」という短編小説の中で座敷牢に入れられている"くだん"を描いております。



マティックス語り部バージョン「くだんのはは」(一部転載あり)


それは第二次世界大戦中のこと。

中学3年になる主人公の少年が兵庫県芦屋のとあるお屋敷に2ケ月間過ごした時のお話です。

かつて少年の家に奉公していた家政婦さんからの世話で離れを借りてこの少年はここに住むことになったのだそうです。

大きなお屋敷には、奥様と家政婦とそして病弱な娘さんが二階にいるらしいのですが、下に降りてくることもなく家政婦さんも一度も会ったことがないといいます。

お屋敷の御主人は大陸にいらっしゃるとのことでこれらの家人達から察すると少々謎めいた雰囲気を持つ家のようです。

少年は、毎日13キロの道のりを歩いて神戸港の工場へ通っています。戦況の悪化とともに日本の社会全体が日々苦しくなっていき職場の雰囲気もギスギスしたものとなってきたのですが、このお屋敷の中に1歩入るとそんな外の喧騒など全くなかったような変な雰囲気に包まれてしまいます。ゆったりとしているけれども少しネジがはずれているような不思議な時間の流れを少年は感じていました。

ある日池の鯉を眺めていると、奥様がこう言ったのでした。
「ドイツ鯉というのよ、鱗が所々しかない奇形なの。奇形の方が値打ちが出ることもあるのよ」


-- ここからは少年が語ります。--


キィィィィィィィィィ。。

二階からは時々、女の子の悲しげな細い泣き声が聞こえる。

家政婦さんは台所で金盥(かねだらい)一杯に得体のしれない生臭いどろどろしたものを用意していた。
これは娘さんの食事なのだそうだ。
二階の部屋の前の廊下に置いておくといつの間にか中身が空になってその中に血膿がついた包帯が入っているらしい。

奥様の実家は九州の旧家でキリシタンを密告して財産を奪って成りあがってきたそうだ。
そういう意味では積年の怨みや祟りがびっしりこびりついているかもしれない。
子供が生まれてもすぐ死んでしまうのはそのためだと思っている。

ご主人の実家も同じようなもので小作人の怨みが獣の姿の守り神になった。
財産の守り神にはなったが、当主の死に方は代々狂うか酷い死に方をするらしい。

「私の娘が守り神なのよ。おかしなものね、怨みで守られているなんて」



8月13日、奥様はこう言った。

「戦争は終わった。陛下がそれをお告げになるのは明後日になる。娘がそう言ったから間違いない。娘はもうすぐ死ぬ。」と。

キィィィィィィィィィ。。

二階からいっそう悲痛な泣き声が響いた。



8月15日、天皇陛下のお言葉がラジオから流れた。

少年は拳を握りしめ、怒りでワナワナと震えだした。
そして咄嗟に二階への階段をかけ上がった。
少女がいる部屋の障子戸を開けながら大声で叫んだ!

「お前が予言したから日本は負けたんだ!!」




障子戸を開けるとそこには一匹の牛がいた。


kudan-001.gif


京鹿子の振り袖を着て綸子の座布団に座った牛。
体は13~4の女の子で、額には角があり、茶色の毛に覆われて、
大きな目に草食獣の悲しみをたたえて。
細く高い女の子の声で泣いていた。
腕から指の付け根まで血膿で汚れた包帯を巻いて。


「とうとう見てしまったのね。その子はくだんなのです」


人と牛を一つにして件と書く。
件は歴史上の凶事の前兆として生まれ、
異変についての一切を予言して凶事が終わると死ぬ。
奥様は少年に、件を見た事を黙っているように言った。
公言すればきっと悪いことが起こる、出張中の父にも疎開している母と弟妹にも。
少年は約束を守った。

「しかし僕は22年後の今、この話を公にする。誰か件に詳しい人はいないだろうか」

「あのどろどろの食べ物は一体何だろうか」

「今年生まれた僕の長女には角があるのだ」

「件を見た者は件を生むのだろうか。これは異変の前兆だろうか」


「誰か教えてくれ!」



マティックス語り部バージョンというか一部転載しますた「くだんのはは」おわり



kabutoyama-10.gif

"くだん"目撃談は今でも非常に多いそうです。
特に有名なのが神戸西宮市の甲山と鷲林寺と神呪寺周辺。
毎年多くのマニアが訪れるといいます。
そもそもそこは、霊場であって異世界へのポータル(出入り口)が多数あるようです。

ある人は霧の中で道に迷いそうになった時、くだんらしきものが岩の上に乗っかっていたという目撃をしたり、阪神大震災時に壊れた家の下敷きになってしまった時に隙間から遠くをみると牛の足が二本立ったまま自分の所にやってきてしばらく目の前に立っていたら、救助隊がやってきたとの体験をした人もあったそうです。

"くだん"という幼獣は上の話にもあるように予言をする妖怪で予言獣と言われます。その予言はほぼ外れることがないため、"件の如し"という言い回しを昔から使われるようになったとか。

また、上の話の中で財産の守り神として描かれておりますが、これと同様の話として江戸時代にこの"くだん"の絵を物売の店先に貼っておいたところ、商売繁盛したという言い伝えも数多く残っているそうです。

で、クリスマスのプレゼント。"くだん"の絵。

kudan-000.gif

気持ち悪い?

そんなあ~、これ財布に入れてたらええことがあるかもよ(笑)。



おしまい。






本日の最後はクリスマスらしくいってみますか。

「エンジェル」 サラ・マクラクラン
Sarah McLachlan - Angel ( Subtitulado en Espanol )
http://youtu.be/hBoCESl5QDE



ちなみに天使って○○○"エル"っていう名前が多いのですが、あれはその昔、地中海フェニキアでの牛の神様の呼び名が"エル"だったんだそうです。

つまり、牛神様=天使さまつうこと。

ここでも牛かい(笑)。モー。


ご精読ありがとうございました。

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 "鬼"という刻印Ⅱ

皆様、こんにちは。
すっかり寒くなってまいりました。

体調など崩していませんか?
というワタスは風邪こじらせてゲホゲホいってます。
いけませんねえ(笑)。良い子は早く寝ましょうね。(^_^)/

さて、本日は先日行ってきたイベントについて書いてみようと思いまつ。
と本記事の注意事項として一部現実なのか妄想なのかわからない部分が入り混じっておりますのでご了承くださいまし。


せば。




11月のある日、鬼のお姉ちゃんからメールが来ますた。


--- メール転載(原文のまま) -------------------------------------

「鬼」トークイベントのお誘い


*新屋敷純子からお知らせ*

今年の1月、東京芸大の修了展にお越しいただき
新屋敷純子の鬼の儀式をご覧いただいた方に、Bccでお送りしています。


夜分に失礼します、新屋敷純子です。
修了展では『鬼来法解禁 新屋敷魁の鬼降ろし 』をご覧頂きありがとうございました。

今週日曜日にあるトークイベントのご案内をさせていただきます。
東京神田一帯で開催されている芸術祭「TRANS ARTS TOKYO」の中で、
東京芸大油画科博士が主催している企画展の、ひとつのプログラムとして行います。
上野で行った鬼を呼ぶ儀式に関してずっと言えなかったことを、話すつもりです。
修了制作を目撃された方には特に観に来ていただきたく、
失礼ながらメールでご案内をお送りしました。


============

『鬼呼ぶ儀式から10ヶ月---あの日見たものについて。』
11月10日(日)14:00(1時間程)

トーク:新屋敷純子(東京芸大 先端 修了生)

聞き手:村山悟郎(東京芸大 油画 博士)

2013年、東京藝術大学大学院 先端芸術表現科を修了した新屋敷純子が、1月に上野で発表した修了制作『鬼来法解禁 新屋敷魁の鬼降ろし 』中に見舞われた奇妙な体験について、初めて口を開く。

会場→
錦町共同ビル、6階
東京都千代田区神田錦町2丁目

TRANS ARTS TOKYO 2013 アクセスマップ→
http://kanda-tat.com/access(2番のビル)


チケット→
一般800円、学生500円
トランスアーツのどの会場にも入れるパスポート

当日、ビルの1階で購入できます。

最寄り駅たくさんあります→
都営新宿線小川町駅 徒歩4分
東京メトロ新御茶ノ水駅 徒歩4分
淡路町駅 B7出口 徒歩4分
地下鉄神保町駅 A9出口 徒歩6分
地下鉄竹橋駅 3b出口 徒歩8分
地下鉄神田駅 4出口 徒歩8分
JR御茶ノ水駅 徒歩8分
JR神田駅 徒歩10分
============

「TRANS ARTS TOKYO」では先端をはじめ
芸大関係者も多く展示しております。
ご来場を心よりお待ちしております。
--
新屋敷純子

-- メール転載終了 -------------------------------


新屋敷純子さんって今年の2月に東京藝大卒展で観たあの鬼こんか~いのお姉さんではないですか。

2013年2月8日記事-"鬼"という刻印
http://matix.blog100.fc2.com/blog-entry-152.html

yamada-10.gif

たしかあの時、新屋敷純子さんは消えてしまったはずだが。。

戻ってきていたんですね。さすが天才マジシャンじゃなかった先端芸術家。
なんか新屋敷さんってテレビドラマ「トリック」の山田奈緒子に似ているんだけどワタスの思い過しかなあ(ちとワザとらしいか(笑))。。

などとひとり言をつぶやきながら、11月10日神田の会場へと訪れたのでした。




千代田区神田錦町。
この界隈にあった東京電機大学が北千住へ移転してからすっかり様相が変わってしまった。
大学の跡地は工事中で完全に解体するにはまだ時間がかかりそうだ。
この辺一帯は新たな開発地区となり、へんてこりんな新陳代謝を続けるTokyoの未来の顔になってゆくのか、いかないのか。。

一時代の終わり。

壊されるべく廃ビルを利用して最後のお祭りが若い芸術家達によって開かれていた。


TAT-1.gif

TRANS ARTS TOKYO 2013
昨年、東京電機大学旧校舎に約300人のアーティストが集結し独自のアート展を開催し話題になったお祭り。2013年の今年は、その周辺の空ビルや神田エリアの文化施設を活用し展示やイベントを展開、新屋敷さんのイベントもその中で行われるらしい。

会場の錦町共同ビルの前では、イベントの呼び込みらしいお兄さん達がワタスに声をかけてきた。



「ぜひ午後1時からショート演劇を行いますのでご覧くださいっ!」

そのお兄さんにイベントチケットの購入方法を聞くと親切に教えてくれた。ぜひ演劇観に来てくださいねと念を押されその不思議な世界へと1歩踏み込んだ。

廃ビルの1階から順番に展示物を観て回っていたが、なにかこう退廃的なイメージがついてまわる。それは体制への反発や社会への怒りを表していたワタスらの若い時代とは何か違うあきらめにも似たものなのか。

いつから若者は牙をもがれたのだろうか。。
いや、牙をもとうにも持てないように仕組まれた結果がこうなったのか。。

変な気持ち悪さを抱えながら、午後1時から始まるという演劇を観にいった。
演目は「人狼(じんろう)」といった。

あれ?"人狼"って最近流行っているあの人狼ゲームの"人狼"かいな。

【公式】「人狼~嘘つきは誰だ?~」3/27深夜放送未公開バトル
http://youtu.be/MXsQxANJhT0



いやいやさすがにあの"人狼"ではありませんでしたが、結構面白い演劇でした。

簡単にマティックス語り部バージョンでおおくりしましょう。


人狼

3年前から行方不明者が続出しているとある山麓近くで道に迷ってしまった取材ジャーナリストがある邸宅にたとりつきます。

そこには、3年前ここへ引っ越してきたという主人とそこで働くメイドさんがおりました。ジャーナリストは食事に招かれますが、ワインがまずいと言ってメイドに怒鳴りちらす気性の荒い主人の様子や食べたこともない肉料理が出てきたりと、これは何か変だと気が付きます。

ジャーナリストは、奥さんはどうしたのですかとその主人に単刀直入にたずねました。すると3年前、森で妻を"人狼"というバケモノに食い殺されたと証言するのです。

その時、自分もそばにいたはずなのに気がついたら自分は食われずに気を失っていただけだったと言い、近くの木の下で奥さんの死体を発見したと話しました。

と主人が少し席を外しているとメイドが走ってやってきてジャーナリストへ助けを求めます。
奥様が亡くなってから旦那様は夜な夜な銃を持ち森を徘徊するようになったと。
そしてまもなく私は旦那様に殺されますと。

そこへ銃を持った主人が走ってやってくる。

メイド:「キャー!旦那様に殺されるっ!」



主人:「そいつから離れろっ!その男こそ人狼だっ!」




「ドッドーン!」銃声が1発。




人狼は退治されたのでした。

おしまい




"人狼"マティックス語り部バージョンでした。



えっ?!えー!

人狼はご主人じゃなかったのか。ということは薄々わかっていたのだけれど、
ワタスはメイドさんとばかり思っていたのに。。
脳内コナンくんも真っ青だす(笑)
でも面白かったです。






さて、演劇を観終わって少し経つとまもなく14時。そろそろトークイベントが行われる時間となりました。
ワタスは同じビルの6階へと駆け上がりました。

薄暗い部屋の中はまさにお化け屋敷の様相を呈しております。
奥にイベント用の席が設けられていましたが、その前にあったお墓のオブジェが気持ち悪いやら可笑しいやらでしばらく他のお客さんと一緒に珍しそうに眺めておりました。皆興味深々です(笑)。
と20人くらいお客さんが集まったでしょうか、奥へ奥へと誘導されました。

そうこうしてるとトークの聞き手である村山さん(油画 博士)が登場。
そして拍手とともに綺麗な黒髪の新屋敷純子さんが厳かな黒い衣装でやってきました。


さあトークイベントのはじまりです。


まず村山さんから今年2月に東京藝術大学の卒業制作展で行われた『鬼来法解禁 新屋敷魁の鬼降ろし 』の簡単な説明がなされました。

奈良県のあるところにあほか村という古い風習が残っている過疎の村があり、そこに鬼来寺(きらいじ)という古寺がありました。その寺には大昔、鬼が災いから人々を救ったという伝説があり、その際に鬼の手がとれてミイラとなり、寺に祭られていたのですが、寺は火事で丸焼けになってしまったそうです。しかし鬼の手のミイラは無事運び出されて県の博物館で保存されており、2月の卒展ではお借りして展示したということだそうです。

その鬼来寺には"鬼来法(きらいほう)"と呼ばれる鬼を呼ぶ儀式が一子相伝の秘儀として伝わっており、その秘儀の継承者こそ新屋敷純子さんのおじいさんである新屋敷魁(あらやしきつとむ)さんであったのですた。2月の卒展では、その秘儀を孫娘として受け継ぎ、鬼来法をみごと成功させたのでした。

が、しかし。。その代償はあまりにも大きかった。。


村山さん:「2月の鬼来法では会場から忽然と姿を消した後、どこへ行ってたんですか?」


新屋敷純子さん:
「私、気がついたら東京大学前の本郷通りを一人歩いていたんです。なんとなくぽか~んと。で、はっと我に返り学校へ戻らなきゃと思ってそこから上野の藝大まで急いで歩いて戻りました。学校へ戻るとおじいちゃんやスタッフの人が待っていてくれてとても嬉しかったです。」

村山さん:「ということはテレポーテーションしたということになるのでしょうか?」

新屋敷純子さん:「たぶんそれに近い現象であったと思います。」

村山さん:「その鬼来法の時に撮った動画があるので少しだけ観てみたいと思います。」


村山さんは2月の鬼来法儀式の時に撮った動画を観客に観せた。と女性の観客から白いオーブのようなものが無数に映っていると指摘を受ける。というてもワタスにはちょっとわかりにくかったが、女性客の反応のほうにワタスは結構驚いた。



村山さん:「実は皆さん、あの儀式から約3ケ月後、新屋敷純子さんのおじいさんである新屋敷魁さんは亡くなってしまいました。」


観客:「えっ?!えっー!(みんなノリノリである(笑))」



新屋敷純子さん:「おじいちゃんが急死したのには、やはりあの鬼来法の儀式がかかわっていたのではないか。おじいいちゃんには本当に申し訳ない事をしたと思っているんです。あの儀式さえ私がやらなければ。。亡くなる前、私のために和紙に書いてくれた言葉がありまして。。」


と大きな文字で書かれた白い和紙を取り出し観客に見せようと広げたその瞬間っ!和紙はに包まれた。
と同時に新屋敷さんは部屋いっぱいに響きわたるほど大きな悲鳴を上げた。


新屋敷純子さん:「いやぁぁぁぁぁぁぁ!




隅にうずくまる新屋敷さん。恐怖で震えている。

観客はこの緊張した空気にただただ固まっていた。



村山さん:スタッフの人に声をかけ「ちょ、ちょっとみてあげてくれませんか。」

新屋敷さんはスタッフの人に連れられて楽屋へ。


村山さん:「すいません5分ほど休憩します。新屋敷さんが回復してできそうなら再会します。」

5分休憩。
皆この空気にどうしたものかわからず、誰も席を立てなかった。重い空気に5分は少し長く感じた。





新屋敷さん再び登場。


村山さん:「大丈夫ですか?止めますか?」

新屋敷さん:「大丈夫です。やります。」純子さんは貴高く振る舞った。

2月儀式の時の純子さんとおじいさんのやりとりを彷彿させる展開だ。ということは。。


新屋敷純子さん:「先ほどは取り乱してすいませんでした。
この半年ぐらい自分にはわからない不思議な出来事が続いておりまして怖くてたまらないんです。
それは小さい頃仲が良かった亡くなった友達の言葉が思い出されたり、その子の姿が突然現れたり消えたりとあの世から頻繁にアプローチがかかっているみたいなのです。。」

と話していると急に会場が真っ暗になった。


村山さん:「あれっ?どうしました?停電ですか?」暗闇の中スタッフに声をかける。


約30秒後、観客は驚いた。

そこにいたはずの新屋敷さんが消えていた。

村山さんがあたりを探すがどこにもいない。。

なんとまたどこかへ消えてしまったのだ。


スタッフのお姉さん:「これでトークイベントは終了です。」


観客:「えっ?!えっー!」


またこの手かよ(笑)。


おしまい。




ここから後記。

その日の夜に新屋敷純子さんへメールを出しました。


-- メール転載(ほぼ原文に近い)-----------------

新屋敷純子様

こんばんは、マティックスです。
久しぶりに新屋敷さんのお姿を拝見致しました。
相変わらず綺麗な黒髪姿、ほんに素敵でした。

トークイベントとっても面白かったですよ。
あの儀式の後、気が付いたら外を歩いていたという話からこれは異世界ネタかっ!とちとワクワクしたんですが。。(笑)
是非続編で異世界での鬼世界探検話をやってほしーい!

動画に変なものが映っていたのは、あれはなかなかいい演出でした。
あの女の子達さすが演劇サークルのメンバーです(笑)。

そういえば、真っ暗になったときに正面にボンヤリ写っていた白い木の枝のようなものも演出でしたよね?
ワタスは鬼の角をイメージさせての演出だと思っていたのですが。。(キャー!いやマジで。)

楽しいトークイベントありがとうございます。
また何かイベントがあれば呼んでください。
ではまた。

マティックス

--メール転載終了 -----------------------------


実は真っ暗になった時に白っぽく木の枝のようなまたは角のようなものが正面にボンヤリ写っていたのです。
ワタスはてっきり演出だと思っていたのですが、どうもそんな演出していなかったようでした。
はて?あれは一体なんだったんだろう。。

動画に変なものが映っていると指摘した女の子たちは、"人狼"の演劇スタッフさん達でした。
さすが演劇サークル、演技が非常にナチュラルでした。うまい演出です。


と、新屋敷純子さんからメールが返ってきました。



-- メール転載(ほぼ原文に近い)---------------


マティックスさま


本日はトークイベントにお越しくださりありがとうございます。
楽しんで頂けて、とてもとても嬉しいです!
鬼の異世界探検話、今回はさまざまなハプニングによりお話できなかったので
ゆくゆくは続々編を発表したいと思います。


動画の演出、上手くいっていましたか?ありがとうございます!


暗転の間の白い線は意図したことではないのですが・・
今日1日、何だか不思議なことが続いていました。(これ本当です)
路上のゴミ箱に缶を捨てたら、突然、隣の自販機から飲み物が出て来たり・・
鬼が味方してくれたのかもしれません。


来年の2月3日に節分イベントを企画します。是非そちらでもお会いできたらと思います。
詳細決まり次第ご連絡いたしますので少々お待ち下さい。


本日は本当に、ありがとうございました!


新屋敷純子


--メール転載終了 -----------------------------


来年の2月3日の節分はとっても楽しみです(笑)。


しかし、彼女が行ってしまった鬼がいるという異世界とはどんなところなのか?

ワタスはもしかしてここなのでは。。というある意味もうここしかないだろという情報を実は持っているのだけれど。。

えっ?どこかって?

しょうがないなあ、ちょっとだけお見せしましょうか。

ここです。

onihatiman-1.gif

えっ?!なにこれー!鬼の骨かよー!

次回これも含めた不思議世界(幻獣世界)についてお話しましょう。
お楽しみに。


ご精読ありがとうございました。

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