Evening Falls

めっきり寒くなってきました。
寒くなると夕焼けがとても綺麗に見えます。
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今、とある河川敷に来ているのですが、ここから見える風景は本当に素晴らしい。
透き通った空にブルーと赤のラインが交互に混じりながら西の空を真っ赤に染めていきます。
川の緩やかな曲線と遥か向こうに見える沈み行く夕陽に晩秋の物悲しさを感じていつしか心がキュンとなってしまいます。(>_<)
それは赤い夕陽に自分自身が投影されるからなのかもしれません。

この時期いつも思い出すのは、この夕焼けとエンヤの「Evening Falls」。
Evening Falls」は、エンヤ初期の名作の一つですが、歌詞の内容がとても謎めいているのととても情緒的でノスタルジックな雰囲気を醸し出しているところが人気のツボなのでしょうか。

夕陽が落ち、昼の光が消えていく
心の奥から呼ばれる声がする
私は眠りの中にいるの?
彷徨う瞬間にも、夕闇につつまれていく

家に帰るの--何も言わずに
家に帰るの、心は彼方に


この歌の由来は、イギリスのとある怪談話が元になっているといわれています。
摩訶不思議なお話。

ある英国女性が国内を一人旅しておりました。
彼女は、とある街のカフェで女の幽霊が出る家の噂を聞きます。
その時少し気味悪く思った彼女ですが、何かが心の片隙をチョンチョンと突付くような気がしたのです。

さて、街中をぶらぶらと観光して回るのですが、なんか心に引っかかるものがある。
カフェで聞いたあの幽霊屋敷の話がなんとなく心の扉を叩くように浮かんでは消えていく。。。これは一体なんなのだろう??

と気がつくと、目の前にあの幽霊屋敷が霧の中から現れたのでした。
ギョッ!と驚いた彼女でしたが、幽霊屋敷に足が勝手に向かっていく、ああなんてこと。。

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扉を静かに開ける。
「こんにちは~」と誰もいない。
中に恐る恐る入ってみた。
案外中はそんなに広くないようだ。
キョロキョロと周りを見回すと綺麗な家具やカーテン、そして壁紙はとても趣味の良いものが使われている。
なんか懐かしい。。。ふとそう思った。

古風で温かみのある室内になんとなく安心したその瞬間、いつもの夢の記憶が蘇ってきた。
いつもみる夢の記憶。。。
見知らぬ家で自分が暮らしている夢。あの長イスに座りながら幸せそうに編み物をしている。。。
その家は。。。えっ!ここ?!

夢の記憶を探りながら、目の前にある世界を一つ一つ確認しようとする彼女。
あの長イスも!あの机も!そしてあの花柄のカーテンも!

そ、そんなことあるわけない!
何かの勘違い、そうよ、こんな古風な家などどこにだってあるもの。

幽霊屋敷を急いで飛び出し、外に出た。
通りに出た所で自転車に乗った若い青年から声を掛けられた。

「やあ、ご機嫌いかが?」

「はあ。」

「どうしたんだい?そんなに青い顔して。まるで幽霊でもみたようだな。(笑)」

「わ、私を知っているんですか?」

「ああ、君がこの家にいるところをよく見かけるんでね。一度声をかけて挨拶したかったんだ。」

初対面の人なのに何故か初対面ではない何かを感じながら、
彼女は、自分が暮らしているはるか遠く離れたこの土地でもう一人の自分が夢の中と同じように生活していることに大変驚くのであった。

そう、カフェで聞いたあの幽霊の正体は、なんと自分であったのだ。


以上、マティックス語り部バージョンでした。

(サイト『もっともっと「さがしていた丘」エンヤ幻想その3話』より参考にさせて頂きました。)
http://starbird.jp/iblard/anthology/contents/anth04/sagaoka/mtmt-sagaoka-2.html

女性がみていた夢は、彼女のドッペルゲンガーが違う土地で生きていた世界を映し出していたというとても不思議なお話ですた。

ドッペルゲンガー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC
-----------------------------------------------------------------------
ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger 自己像幻視)は、「生きている人間の霊的な生き写し」を意味する。
ドッペルケンガーと発音する場合もまれにある。単純な和訳では「二重の歩く者」となる。
ドイツ語: doppel(ドッペル[1])とは、二重という意味である。

以上の意味から、自分の姿を第三者が違うところで見る、または自分で違う自分を見る現象のことである。自ら自分の「ドッペルゲンガー」現象を体験した場合には、「その者の寿命が尽きる寸前の証」という民間伝承もあり、未確認ながらそのような例が数例あったということで、過去には恐れられていた現象でもある。

ドッペルゲンガーの特徴として、

ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない。
本人に関係のある場所に出現する。
等があげられる。

死期が近い人物がドッペルゲンガーを見るという事から、「ドッペルゲンガーを見ると死期が近い」という民間伝承が生まれたとも考えられる。また、自分のドッペルゲンガーを見た人はそのドッペルゲンガーによって殺されるという言い伝えもあるかもしれない。

なお、もしも運悪くドッペルゲンガーに遭遇してしまった場合は、どういう言葉でもいいのでそのドッペルゲンガーを罵倒すれば助かるというが、詳細は不明。
---Wikipediaより-----------------------------------------------------
英国女性のケースはドッペルゲンガーというよりは生霊というほうがいいのかもしれませんね。

生霊といえば、身近にはっきり見た人がおるのですが。。。

ワタスがお世話になっていた雑貨屋オーナーさんがその昔、
香港から来た男性に求婚されたのですが、彼女は友達でいたかったため、お断りしたそうです。
その男性はそれからまもなくして香港へ帰ったのですが、ある日、不思議な事が起こりました。

夜、眠る時に透明人間を見たというのです。透明な人型のそれがさっと布団に入ってきた。
あのプレデターが使う透明技術のような感じで見えたそうです。
もちろん悲鳴を上げたのはいうまでもありません。
後日、香港の彼にその夜のことを言うとやはり、そのような夢をみたかもしれないと話していたそうな。

プレデターも真っ青な生霊さんですが、当の本人は全く意識になく、
英国女性と同じようにただただ驚いていたというのですから表上香港の彼に罪はないのかもしれません。
しかし、無意識の彼は、彼女をものにしたいという欲望(執着)をたぎらせていた。
それが潜在無意識の世界を通じて生霊となったのだと推測します。

英国女性のケースもその"家"にある執着を持っていたのかもしれません。
たぶん、前世でその家にまつわる人だったのかも。
そしてその執着に決着をつけることを課題の一つとしてこの女性はこの世に生まれ出た。。。
おちんさんの退行催眠のケースを参考とするとそのような推理も考えられるのかもしれません。

このエンヤの怪談話を知った時、どことなく映画『アザーズ』と雰囲気が似ているような気がしたのですが。。。
その"家"と一緒に時計が止まってしまった人々。

そのような人々がなんとなく悲しくて切なくて胸がキュンとなる。
それは、あの夕焼けを見ている時と似ているのかなあとこの時期になるといつも思うのです。

Enya - Evening Falls
https://youtu.be/_nrz_BawPMY


ご精読ありがとうございました。
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--ここよりオマケ記事 ------------------------------------
エンヤ(Enya)
エンヤとはケルト音楽を下敷きに独自の音楽を展開する女性ミュージシャンのことであり、彼女のプロデューサーであるニッキー・ライアン、その妻であるローマ・ライアンとの共同プロジェクト名でもある(公式ページ参照)。英語圏での発音はエニヤ、エニアが近い。

生まれ故郷であるアイルランドで活動を続けており、各国でアルバムが発売され、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌も担当するなど、世界的な人気を得ている。日本でもCMや番組のエンディングなどに彼女の曲が多用されている。日本で爆発的に売れたのは、トム・クルーズ主演映画のサウンドトラックとしても使われた「Book Of Days」からである。日本ではヒーリングミュージックとしていくつものナンバーが愛されている。

Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%A4


「Evening Falls」by Enya

When the evening falls
And the daylight is fading,
From within me calls
Could it be I am sleeping?
For a moment I stray,
Then it holds me completely
Close to home - I cannot say
Close to home feeling so far away

As I walk the room there before me a shadow
From another world, where no other can follow
Carry me to my own, to where I can cross over
Close to home - I cannot say
Close to home feeling so far away

Forever searching; never right,
I am lost in oceans of night.
Forever hoping I can find memories
Those memories I left behind

Even though I leave will I go on believing
That this time is real - am I lost in this feeling?
Like a child passing through,
Never knowing the reason
I am home - I know the way
I am home - feeling oh, so far away



夕陽が落ち、昼の光が消えていく
心の奥から呼ばれる声がする
私は眠りの中にいるの?
彷徨う瞬間にも、夕闇につつまれていく

家に帰るの---何も言わずに
家に帰るの、心は彼方に


部屋にはいると、目の前は別世界の影
誰もついて来られない道が広がる
手を引いて、ここから抜け出したいの

家に帰るの---何も言わずに
家に帰るの、心は彼方に


夜の海に失くした心を
永遠に探しましょう。
忘れていた思い出に
その幻影を追い求めて

信じるままに旅に出てみたら
今度こそ本当に---この気持ちを捨てられる?
無邪気に振舞う子供の様に

家に居残るの---わかったわ
家に居残るの、心は彼方なれど



映画『The Others』
-----------------------------------------------
『アザーズ』(The Others、Los Otros)は、2001年製作のアメリカ・スペイン・フランス合作のスリラー映画。
上映時間104分。アレハンドロ・アメナバール監督・脚本。トム・クルーズが製作総指揮で加わっている。
このスリラー映画においては、アメリカのB級映画にしばしば見られるようなホラー作品とは異なり、
血や残虐な暴力などのグロテスクな描写がほとんどなく、主人公や助演者らの緊張に満ちた表情、
明暗のコントラストやズーミングの画面、そして空間を断ち切るような場面描写によって、不可解の心理的な恐怖を全面に出す作品に仕上がっている。
その悲しく切ない謎のストーリーは、驚愕のラストにいたって解き明かされ、104分間のスリリングな時間が締めくくられる。
-- Wikipediaより ------------------------------

The Others (2001) - Movie Trailer [HQ]
https://youtu.be/0bMEGtUxajY




おまけまで御覧頂きありがとうございました。

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 コメント

Re: あざーす! from マティックス

ニャニャスさん、ありがとうございます。

その対談集読みましたよ。とても面白かったです。
波動が上がってくるとどんな不思議な現象が起こるのか、
とてもワクワクしております。

ちょいと思いついたことをひとつ。

「ザ・ワン」というジェットリー主演のSF映画があります。
その映画では、この世の世界は125のパラレルワールドが存在し、
自分以外の全ての自分を消すととてつもないパワーをつけるとのことで、
悪役のジェットリーが123のパラレルワールドの自分を次々消し
最後に残ったたった一人の自分(主人公ジェットリー)と壮絶なバトルを
繰り広げるというストーリーです。

面白いのは、多次元宇宙捜査局(MVA)という機関が存在し、
125ものパラレルワールドの調和を管理していることで、
もしかしたら結構そのような機関が本当にあるのかもしれないとこの映画を観て思ってしまいます。

この怪談話の女性も実は夢の中でパラレルワールドの自分をみていて、
そのパラレルワールドの世界とこの世の世界が統合されてしまったのではないかと思うわけです。
多次元宇宙局がちょいと操作したのかもしれませんね。
もちろん、こりはワタスの妄想全開でございまする(笑)。

あざーす! from ニャニャス

綺麗な夕日ですね。素敵ですi-189
ありがとうございます。

浅川嘉富氏&ぺトル・ホボット氏の対談の中で これから波動が上がるとそういう体験をする人が多くなるって書いてあったことを思い出しました。

Re: タイトルなし from マティックス

Sallyさん、いらっしゃい!
ありがとうございます。

エンヤの怪談話、楽しんで頂けましたか?
ワタスこういうキュンとなる話に弱いのです。

「アザーズ」、ゴシックホラーの名作だと思っています。
ニコール・キッドマンの演技も光ってましたね。

「エンヤ」はワタスも昔から聴いています。
CDではなく、テープの頃に出たケルトの曲ばかり集めた超初期のアルバムが大好きです。
(知っている人少ないと思いますが...知らないよなあ...)

Re: なるほど from マティックス

ロ、ロッテンマイヤーさ~ん!
ハイジが帰ってしまう~、
セバスチャンなんとか引き止めて~なのでしょうね。(ワケわからなくなったぁ)
あは。

from Sally

こういう話はイマジネーションを刺激されますね~
アザーズもおもしろい映画でした!

エンヤさんも大好きなアーティストです!

なるほど from てぃー松

ドッペルゲンガーがゲシュタルト崩壊した時、私の気分はロッテンマイヤーってことで、すいません実家へ帰らせて頂きます、ということですね。
あれ?

Re: タイトルなし from マティックス

てぃー松さん、ありがとうございます。

なかなか鋭い読みですな。
そうなんです。
この怪談話を読んでいくうちに映画「アザーズ」を連想してしまう人結構いると思います。
このような誘導効果は、CMとか宣伝広告に使われている手法なのだすね。
おおっと、奴らの手法に引っかかるとことやったばい。(って何が引っかかるのかぁ)

>ドッペンベルガーとゲシュタルト崩壊がどっちがどっちか忘れるときがあります。(全然違うやん!)

てぃー松さん、面白すぎ!
"ドッペンベルガー"ちゃうちゃう!"ドッベルベンガー"あれ?
"ドッゲンベルガー"??まっいいか~ドイツ語だし(意味不明)

いや、もしかしたら2つ同時に起こる可能性だってあるかもしれませんぞ。
ゲシュタルト崩壊が起こった時、もう一人の自分(ドッペルゲンガー)がどこかの街で一仕事してきて、
ふと気がつくとあれ?ここはどこ?ワタスは誰?なんでこんなに大金が。。。
なーんてことになったらいいなあ...。あは。

Re: タイトルなし from マティックス

ちゃんびーさん、あざーす!!。(ってすんまそん)

ハハハ、ちゃんびーさんナイスなボケありがとうございます(笑)

"あざーす!!"="ありがとうございます"という意味なん。
こりはちゃんとした日本語だとYahoo知恵袋に書いてあったです。(ホントかぁ~)

Yahoo知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q137258613

では、"おざーす!!"は、"おはようございます"なのでしょうか?
なんと、どうもそうらしい。
でもなんとなく略して"おざーす!!"って普段言っているような気がしてきた。

う~む、映画「アザーす!!」恐るべし、公開が近いのかのう(ワケわかりません)。

P.S
ワタスの生霊は、たぶんブラジルの海岸で。

綺麗な姉ちゃんを見ながらビールを飲んで...。

おおっと!玉蔵さんに変換されたぁ。(やめれ~(>_<)/)

from てぃー松

こんばんは。
私も途中まで読ませて頂いたところで「アザーズ」を連想しました。
ある材料をいくつか数人に提示するだけで、
ある意味相手に一定のバイアスを掛けさせる効果があるということやろか。

ドッペンベルガーとゲシュタルト崩壊がどっちがどっちか忘れるときがあります。(全然違うやん!)

from ちゃんびー

マティックスさん

今日は。夕陽綺麗ですね。

生霊は見たことありませんが、ひょっとして出現させているのだろうかー。

と思いました。

発生させているとしたら、どんな場所に?
執着のある人や場所・・・
自分は、鍋売り場か何処かかも知れません。

<映画アザーズ

済みません、映画「アザーす」に見えてしまいました。
目がどうかしていたようです。。。

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