福の神 ┌|∵|┘最初のページ└|∵|┐ 祈り

 叶えられた祈り

本日はバックミュージックをご用意しました。
聴きながらお読みくだされ。

B?darzewska - A Maiden's Prayer : 乙女の祈り
http://www.youtube.com/watch?v=AZgQm7ib6hc&feature=related


皆様、新年明けましておめでとうございます。

えっ?な、何?この華やかな音楽は?

まあ、いいじゃあ~りませんか。新年らしく華やかにいきましょう。

バックで流れている曲は有名なピアノ曲「乙女の祈り」。
これを作曲したのはポーランドの女流作曲家テクラ・バダジェフスカ。
乙女の祈り」は、彼女が17歳(18歳?)の時(1851年)の作品だったそうです。まさに"乙女の祈り"の頃の作品であったのです。ポーランドでは当初あまり評価されていなかった曲だったのですが、1859年パリでの評価が高まると一気に世界的なピアノ曲に変身するのですた。

gakufu-1.gif

この曲には返し曲というものがあります。
叶えられた祈り」という曲なのですが、ワタスはこの曲がなんだかとても引っかかる。

この曲の最初の出だしが暗~い旋律から始まってとても祈りが叶えられたようには思えないのです。
が徐々に「乙女の祈り」のような安定感のある華麗な旋律に変わっていきます。
う~む、これってなぜなのでしょう?

えっ?そんなん知らんって。

この曲を聴いた時、テクラ・バダジェフスカにとっての
"乙女の祈り"はその時本当に叶えられたのだろうかと思ったのです。

テクラ・バダジェフスカについての詳細な資料は、第二次世界大戦で大半が焼失しまったといわれておりますが、残った資料によると18歳で結婚し5人の子供をもうけたといわれております。そして23歳(27歳ともいわれている)でこの世を去っています。
短い一生を駆け抜けた彼女の祈りとは一体何だったのでしょうか。

ワタスは「乙女の祈り」の返し曲であるこの曲の存在を最近はじめて知ったのですが、まさに同じ時期に同じ題名である「叶えられた祈り」という詩の存在もまた知りました。それは、米国の病院の一室などによく張ってある詩だそうです。作者は不明です。この詩は、無名兵士の祈りとか、病者の祈り、などと言われて、クリスチャンの間で広く知られています。

この詩が日本で広く知れ渡るようになったのは、2008年のビジネス雑誌「日経BP」の中で紹介されたイタリアンレストラン「サイゼリア」の正垣泰彦社長に関する記事だそうです。正垣社長のお母様がサイゼリアが上場する際にこの詩を色紙に書いて社長に送りました。正垣社長はこれを座右の銘にして、反対の発想から学び、それをテコに成長を続けることを原点としたということです。

詩「かなえられた祈り」を紹介したいと思います。。
たぶん、これ知っているという方も多いのではないでしょうか。


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叶えられた祈り」 作者不詳

大事をなそうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

人生を楽しもうと
あらゆるものを求めたのに
あらゆるものを喜べるようにと
命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた

私はあらゆる人々の中で
もっとも豊かに祝福されたのだ
---------------------------------------
という詩なのですが、
「求めたものは一つとして与えられなかったが願いはすべて聞き届けられた」
というくだりは、なんだか昨年ワタス達仲間の忘年会を思い出しますなあ。。
注文したものは全て聞き届けられたが、何一つ与えられなかった。。。(そりはもしかしたら、注文し放題!店員さん忘れ放題?!)
うわぉ~、オジサン怒りまっせ~!酒もってこ~い!
んじゃないっ!

この詩に受ける感じとバダジェフスカの曲から受ける感じはなんかよく似ているような気がするのです。
それは、自分の意図していたものとは全く違う方向に動いていく実世界のような感覚です。

gaia-4.gif

ワタスが好きなドキュメンタリー映画に地球交響楽(ガイヤシンフォニー)シリーズというものがあります。
「地球交響楽(ガイヤシンフォニー)第三番」の製作を開始した時の話ですが、この映画(第三番)に関しては不思議な巡り合わせが次から次へと起こったそうです。
製作当初、メイン出演者であった星野道夫氏がロシアのカムチャツカで熊に襲われ死亡する事故が起こり、撮影の予定が全くたたなくなってしまったのです。

そこから奇跡的な出来事の連続でその後の撮影を開始し、映画はなんとか完成に到るのですが、その間にあった不思議体験や偶然の連続はまさに鳥肌ものであったと後に龍村仁監督は著書「地球交響曲第三番 魂の旅」で記しております。

映画の中で登場していた元米空軍女性パイロットのシリア・ハンター氏が語っていた一言。
人生とは何かを計画している時に起きてしまう別の出来事のこと」の言葉の重みが「叶えられた祈り」の曲と詩にダブってしまいます。

「祈り」ってなんなのでしょう。
それは、"心の中のずっとずっと奥にいる本当の自分への問い"なのかもしれないとワタスは思うのです。ですから、表面的な自分が願うことと心の奥にいる自分が願うこととは少しズレがある。

もたらされた結果が自分が願うこととは違っていたとしてもそれは今の自分にとっては最良の結果なのだと思うようにしています。結果ではなく、もたらされたそのプロセスこそ最高の贈り物ではないでしょうか。

叶えられた祈り」はそれをワタスに気づかせる良い機会を与えてくれたのだと思っています。

「 結果が最初の思わくどうりにならなくてもそこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味を持つのは結果ではなく、過ごしてしまったかけがえのないその時間である。 星野道夫著『旅をする木』より 」


ご精読ありがとうございます。
よろしかったら今年最初のポチっと押しておくんなまし。



叶えられた祈り」の曲は"続き"をクリック

叶えられた祈り テクラ・バダジェフスカ
http://www.youtube.com/watch?v=8Z4Ze6TQ40w&feature=related


P.S
バダジェフスカが23歳(1957年)で亡くなったとすると「乙女の祈り」は彼女の死後、有名となったことになります。
叶えられた祈り」は同様に有名となる前の作品だとすると思惑通りにいかない結果に対しての感謝ではなかったか。いや、彼女の死後、世界的に有名になったことは確かに彼女の祈りが通じたのだ。それこそが「叶えられた祈り」であったとワタスは思うのです。

ご精読ありがとうございました。

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 コメント

Re: いつも素敵な記事ありがとうございます from マティックス

ニャニャスさん、ありがとうございます。

自分の成長とともに自分に巡ってくる結果も徐々に変化しているのではないかとワタスも思っています。
ワタスも歳をとったのかなあ。あは。

話は変わりますが、今日ちょっとびっくらしたことが。。。
朝、家から10分ぐらいしたところにマックとコンビニがあるのですが、
驚いたことにローソンだと思っていたコンビニがいつの間にかセンブンイレブンに、
マックの店内もワタスが知っている店内とはまったく違っていたのです。

で、ワタスはマックの店員さんにこの店内になったのはいつからか聞くと、
もうずっと前からですよと答えたのです。

な、なんじゃそりゃ~。

なんか年が明けてワタス、パラレルジャンプしたかもしれません。それともワタスの単なる妄想か。
う~む、「乙女の祈り」「叶えられた祈り」は時空ジャンプに効くのかも(笑)。

いつも素敵な記事ありがとうございます from ニャニャス

>もたらされた結果が自分が願うこととは違っていたとしてもそれは今の自分にとっては最良の結果なのだと思うようにしています。

私もそう思うようにしています。
生まれる前に自分で人生を計画して来てるんだと思うとすべては善しです。
痛い目に遭わないと分からなくて、何度も同じことを繰り返したり・・今があるのは その経験のお蔭です。それだけ歳もとったってことですね。

「乙女の祈り」久し振りに聴きました。
懐かしいっ~i-185

Re: タイトルなし from マティックス

うららさん、こちらこそありがとうございます。

テクラ・バダジェフスカの曲はとても清らかな良い曲です。
いろんな事情で当時のポーランドでは評価されなかったそうなのですが、
やはり良いものは時間がかかっても国を越えて広まっていきますね。

さて、ガイヤシンフォニーという映画ですが、この映画は第一番から第七番までそれぞれに様々なメッセージをくれる映画なのですが、それ以上に人と人とを繋ぐ摩訶不思議な映画でもあります。
上映は映画館ではなく、有志の方による自主上映会がほとんどなので是非またそこへ足を運んでみるのもいいと思いますよ。
そうやってじわじわと広がっていったのがこの映画なのです。

お勧めです。(^_^)/

GAIA SYMPHONY Official Website by JIN TATSUMURA
http://www.gaiasymphony.com/

from うらら

新年に素敵な曲と詩をありがとうございます。
ガイヤシンフォニーは1番だけ見た事があります。
地球で思いつくかぎりの悪い事がおこっているみたい。
心が洗われました。^^

Re: タイトルなし from マティックス

てぃー松さんをそんなに動揺させることとは一体?!
な、なにがあったんですかぁー!
(とあおってみたり。。。でも興味深々なんだけどなあ。あは)

from てぃー松

そ、そ、そ、そんなんとちゃうしー!!
こ恋とかちゃうしいいいいい!!

Re: あけましておめでとうございます。 from マティックス

てぃー松さん、あけましておめでとうございます。

その解説付きでピアノを弾いてくれた子って、てぃー松さんの初恋の人ですか。
ワァオ~、ヒューヒュー(すいません、お子様で。。)
壮絶な恋のいきさつ気になりますがな。是非てぃー松さんのブログで詳しくおせーて。

シリア・ハンター氏のあの言葉はとても深い意味を内包している言葉だと思います。
まさに腹の据わった実感の域まで到達するにはワタスもまだまだ修行せねばなりませぬなあ(笑)。

年始早々の記事で、てぃー松さんをはじめ皆様の深く濃いコメント頂戴しましてほんにありがたいです。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

Re: 魂の祈り from マティックス

北斗さん、はじめまして。
素晴らしいコメントありがとうございます。

なるほど、ニューヨーク州立病院の壁に掲げてあるのですね。
詳しい情報感謝します。
神渡良平先生というとあの哲人安岡正篤研究で有名な方ですね。
神渡良平先生の本を今度ワタスも読んでみようと思っています。

はじめに闇があるからこそ光が光たらしめることができる。。
闇も光も二つで一つ、つまりここから一元論に至るわけですね。

う~む、これは深いですね。ありがとうございます。感謝。

あけましておめでとうございます。 from てぃー松

乙女の祈りといえば中学生のクラスメートが弾いてくれたのを思い出しました。その子は他にも色んな曲を解説付きで弾いてくれた。
幼稚園から中学までの間にその子との間には壮絶な(笑)いきさつがあったな、

と、それはさておき、「人生とは何かを計画している時に起きてしまう別の出来事のこと」まさにこれに尽きるわ。ほんま。強く共鳴してしまう。
今生きてる自分は予定というか希望よりはかけ離れた方向に来てしまったけど、残りの人生が痛くとも辛くとも、雑味も旨味と取れそうな気がして。胆が据わって、それこそ最後叶えられた、と感じられたら本望やわ。
といいつつまだまだ浅はかな人間のままやけど。
マティックスさんの奥深く興味深いお話、今年も楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。

魂の祈り from 北斗

素晴らしい話題、有難うございます。
この作者不詳の詩は確かニューヨーク州立病院の壁に掲げてあるそうです。我が敬愛する作家、神渡良平先生が幾つかの著書に記しています。
おちんナビにあるように私たちは生きにくさや、欠けた部分にこそ意味があるのだと分かれば誰もが神の愛に包まれていることに気づくのだと思います、素直であれば。
神は闇を見せて初めて光の存在を明らかにしてくださるのではないでしょうか。
通りすがりですみません、お邪魔しました。
今年も貴ブログ楽しみにしています。

Re: あけましておめでとうございます from マティックス

ふぅさん、ありがとうございます。
とてもとても深いコメント恐れ入ります。

テクラ・バダジェフスカの話、「リジュの聖テレーズ」とよく似ているかもしれませんね。
子を慈しむ親のような愛情をかけることに神を見出したとしたらそれこそテレーズそのもの。
"叶えられた"こととは"まさに神を見出したことだったのかもしれませんね。

ちなみにあの有名なマザー・テレサは、テレーズを慕っていたそうです。
「テレサ」という修道名はテレーズの名からとられているのだそうですね。

ふぅさん今年もよろしくです~。

あけましておめでとうございます from ふぅ

マティックスさん、今年もよろしくお願いします。

たまたま、この記事を読む前に
「リジュの聖テレーズ」のお話を読みました。

とてもリンクして響いてきて、
最初の暗い重たい3次元現象界から
次の若い女性らしい楽しい旋律に
「ああ、闇を透過して、光を見たのかな」
そして後半はさらに清らかに規則的に
「至福しかない状態」に。

この世での”生き易さ”などではなく
還る前の5年間に結実した
女性性、母性の実りを
”叶えられた”って言ってるのだとしたら
凄いメッセージ。

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